先だっては「神戸ビエンナーレ2015」の一環として、元町高架下商店街の空き店舗を利用した会場に展示されていた「未生流(庵家)」家元 <佐伯一甫> の作品や、「未生流中山文甫会」家元 <中山高昌> の前衛的な<生け花>を紹介しました。
写真の作品は家元二人の作品と比べますと古典的に思える「瓶花」になりますが、季節感や自然を感じさせてくれるのは、やはり生花ではないかなと思えます。
今回は青々とした枝物を主に配置、赤い色の実を付けた 「ヒペリカム・キャンディフレア」 と 白色の 「アルストロメリア」 が色目として使用されていました。
家元たちのような前衛的な躍動感はありませんが、自然を模倣した構成は、拝花する者としては、素直に感性に響いてきます。
(辛口)の文字が気になる【ビーフカレー スーパー200(辛口)】(138円)でしたが、10段階評価で2程度の辛さで、最後まで食べるのがつらかった一品です。
野菜としては<玉ねぎ・人参>が明記されていますが、カレールーに溶けこんでいて形は分かりません。
唯一救われたのは、価格の割には小さいながらも<牛肉>が入っていることでした。
増粘剤が多いのか小麦粉的なカレールーの味わいで、スパイスの効いた味わいではありませんでしたが、値段的な視点から採点すれば66点の評価です。
黄色い「ヘレニウム・ダコタゴールド」 の花に、【モンシロチョウ】が吸い蜜に訪れていましたが、その翅の傷み具合がすごくて、驚いてしまいました。
多くの昆虫たちの痛々しい姿は、<旅路の果て>シリーズとして(21)回目の登場になりますが、おそらく今までに一番大きな損傷状態です。
強い風が吹けば、千切れてしまいそうな後翅部分も見受けられ、壮絶な(蝶)生を経験してきたと想像できます。
蜜を吸える力が残っているようで、今後の彼(彼女)に幸多かれと、願うしかありません。
【スティックブロッコリー】(茎ブロッコリー)という、訊きなれない苗が販売されていました。
調べてみますと「ブロッコリー」と「カイラン」という中国菜を掛け合わせた野菜で、日本で品種改良された野菜でした。
日本向けに開発されたのですがあまり受けがよくなく、アメリカに輸出したところ話題になり、また日本で出回るようになった経歴を持っています。
茎は「アスパラガス」に似た甘みがあり、次々と伸びる側花蕾を長期間収穫できますが、収穫期を逃しますと、アブラナ科特有の黄色の4弁花が、開花してしまいます。
今年には「スカーレットダンス」という品種が売りだされ、これは花蕾が紫色をしており、茎や葉の緑色と対比してきれいな姿をしています。
『光のノスタルジー』(2010年)など、南米チリを代表するドキュメンタリー作家<パトリシオ・グスマン>監督が、祖国チリがたどってきた苦難の歴史を大自然の圧倒的な映像美とともに描いたフランス・チリ・スペイン合作ドキュメンタリー『真珠のボタン』が。2015年10月10日より全国で公開されます。
ベルリン国際映画祭(2015年2月15日)で銀熊賞(脚本賞)、山形国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀賞などを受賞したドキュメンタリー映画です。
チリ南部に位置する西パタゴニアの海底から、真珠貝のボタンが発見されました。そのボタンは、かつて植民者によって祖国と自由を奪われた先住民の記憶を浮かび上がらせ、軍事クーデターの<ピノチェト>独裁政権下で政治犯として海に沈められた多くの犠牲者たちの声をすくい上げていきます。
絵双紙本屋『紀の字屋』を舞台とする<切り絵図屋清七>シリーズとして、2011年7月に 『ふたり静』、同年10月に 『紅染の雨』 が文庫書き下ろしで発刊されていますが、第三弾を期待しながらそのままになっていました。
第三弾の本書が2013年2月に出ていたのを見逃したようで、ようやく読む継ぐことができましが、現時点で4作目はまだ発刊されていないのを確認しています。
『紀の字屋』に身を寄せている<おゆり>の幼友達<冴那>の勘定定所勤めの主人<坪井平次郎>が何者かによって闇討ちに合い、前作で勘定組頭の父<長谷半左衛門>も刺客に襲われましたが、何やら飛騨の御用材木に関して不正が行われている様子が、殺された<平次郎>の残した書置きでわかり、<半左衛門>は役目がら飛騨の調査に旅立ちます。
『紀の字屋』の売り子である13歳の<忠吉>の出生に関わる謎も解け、相も変わらず義兄<市之進>は長谷家の長男としての自覚が無く、妻の<織江>は実家に戻り、<半左衛門>は<清七>を正式な次男として届け出ます。
勘定組頭として<半左衛門>の不正取引の調べの結末、<清七>と<おゆり>の今後の関係等を残したまま、次巻に興味を残して読み終えました。
「地ビール」を呑ませるお店ができていると教えていただき、今宵覗いてみました。
お店はプレハブ造りで、カウンター席4人、テーブル席8人ほどと、こじんまりとしています。
開店記念ということで、Mサイズが(820円→700円)、Lサイズが(1080円→900円)になっていました。
ビールの肴として選んだ「ポーク フランクフルト」(400円)ですが、これが塩味が強く、また大きいものですから、食べ切るのに苦労しました。
いただいたビールは期間限定の「だいだいビール」・「ゴールイデン・エール」・「ペール・エール」の3種類で、どれも口当たりが柔らかい仕上がりで、フランクフルトの塩味に対抗できる強さではありませんでした。
今宵酒呑み仲間の<ペコちゃん>からおすそ分けとして頂いたのは、<東洋ナッツ食品>の【素焼きナッツ 食塩無添加 アーモンド】(10グラム)です。
一袋の中に、6~7粒ほど入っていました。
「アーモンド」はスイート種とビター種がありますが、食用にされるのはスイート種で品種は100以上ありますが、これは最高品種とされるアメリカ産の「ノンパレル(ノンパレイユ)」が使われています。
「アーモンド」はビタミンEの含有率が高く、活性酸素による体細胞や血管の老化を防ぐ抗酸化作用に優れていますので、ビール共々若返りを期待しておいしくいただきました。
<おおもりめしの【こふじ】>は、「ヒレカツ」や「ミンチカツ」などの単品料理(味噌汁付)に、自分のお腹の減り具合いに合わせて、「レディスミニ」(100円)から「大」(330円)まで6段階の中からご飯を選びます。
前回訪問した時に、「とんかつ」だけですと(760円)ですが、「とんかつセット」 (850円)があるのに気づき、お得感一杯でいただきました。
本日はセットとして、「チキンカツ」だけの単品では(740円)ですが、「チキンカツセット」(850円)にしました。
お皿からはみ出しそうな大きな「チキンカツ」に、「野菜サラダ・マカロニサラダ」が添えられ、ジューシーな「チキンカツ」の味を楽しみながら、おいしくいただいてきました。
今年は昨年見かける回数が少なかった【ナナホシテントウ(七星天道虫)】を見かける機会が増え、その代わりに 「ナミテントウ」 との出合いがありませんでした。
日々刻々と変化している自然環境ですが、小さな昆虫にとっての影響が心配です。
朝一番の散歩で【ナナホシテントウ】と遭遇、ふと「朝いちに 天道虫に 出会ひけり」<加藤ゆかり:清月>の俳句を思い出しました。
季語としての「天道虫」は晩夏(主に7月で、「セミ」や「カブトムシ」と同じです。
女性の目から見た「天道虫」の俳句を調べてみました。(氏名の後述は掲載誌名です)
飛ぶ翅を をさめてよりの 天道虫 <稲畑汀子:ホトトギス>
大安日 てんとう虫に 星七つ <藏前幸子:船団>
死んだふりに 飽きて飛び立つ てんと虫 <近藤紀子:槐>
草叢に 紅一点や てんと虫 <国野里子:末黒野>
太陽に もらひし星や 天道虫 <竹下陶子:ホトトギス>
どの俳句も、小さな「テントウムシ」に対する鋭い観察眼に驚かされます。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ