朝夕めっきりと涼しくなってきましたので、<呑み処「えっちゃん」>でも【おでん】が始まっていました。
今宵は 「太刀魚の塩焼き」 でキリンビールを呑んでおりましたが、食べ終わるのを見計らうように<えっちゃん>から、【おでん】の「たまご」と「昆布」のおすそ分けがきました。
「たまご」は煮込みすぎると色が濃くなり、「昆布」は煮崩れするとか。
丁度いいおいしそうな「たまご」の色合いで、「昆布」も柔らかく煮込まれ、どちらもおいしくいただいてきました。
早いもので明後日の10月10日(土)は、【えっちゃん】の開店2周年目に当たります。
今宵、何か周年記念をしていないかなと覗きましたが、<えっちゃん>から「次は3周年にしようかとおもてんねん」との言葉に、少しばかりがっかりしました。
がっかりしながら、選んだ肴は「太刀魚の塩焼き」です。
そして壁には、「10月1日からアルコール類を50円値上げさせていただきます」との貼り紙があり、これまたがっかりです。
諸物価高騰の折でしょうが、肴の値上がりは理解できますが、アルコール類の値上げはされておらず、本数を呑む立場としては理不尽さを感じておりました。
JR元町駅西口側から神戸駅に至る「元町高架下商店街」(通称:モトコー)の三番街の一角に、新しく花屋さんが開店していて驚きました。
戦後の闇市的な雰囲気のある高架下でしたが、今では若いオーナーの飲食店やブティックが増え、ロシアや東南アジアの船員さん達がたむろしていた当時の面影はなくなりました。
開店していた【FLORIST Chinkaen(フローリストちんかえん)】さんは、元町4丁目商店街のビルにて半地下の店構えで 「加川珍花園」 として65年以上の歴史がありましたが、この9月7日(水)に移転オープンされています。
元町商店街はアーケードが掛かっていますので自然採光は無理でしたが、このお店は南側から日光が差し込み明るい開放的な雰囲気で、時期的にハロウィンの定番である「パンプキン」が、かわいく飾られていました。
昼ご飯は外食になりがちで、それではとあちらこちらのお店のランチメニューを気にしていますが、今年は「秋刀魚の塩焼き」の定食をあまり見かけません。
嬉しいことに夜の部でお世話になっています【桔梗屋】さんが、お昼のランチをワンコイン(500円)でされていますので、本日も足を向けました。
中瓶ビールは(500円)ですが、ランチタイムには「生ビール」が(300円)でしたので、瓶から切り替えて、本日はジョッキで一休みです。
炭火で焼かれた「秋刀魚」は当然のごとく美味しく、付け合せの小鉢も大好きな「牛蒡とレンコンのきんぴら」でした。
<大将>やお手伝いの<のんちゃん>との会話も楽しく、おいしくいただいてきました。
翅を閉じてとまっているときは、全体的に地味な焦げ茶色の【ホシホウジャク】ですが、飛翔中は後翅の黄色の部分がよく目立ち、腹部に白い帯が入ります。
チョウ目スズメガ科ホウジャク属の<蛾>で、「アメジストセージ」 に吸い蜜に訪れたところです。ホバリングして花の蜜を吸う姿は「ハチドリ」に似ており、擬態していると考えられます。
初夏から晩秋にかけて発生を繰り返し、せわしなく花から花へと蜜を求めて飛び回ります。
幼虫の食草は匂いの強いアカネ科の 「ヘクソカズラ」 ですが、これも棲み分けの進歩です。
写真では、壁にへばり付いているように見えますが、大きな網にいるクモ目ジョロウグモ科ジョロウグモ属の【ジョロウグモ】たちです。
春先に孵化し、<オス>は7回、<メス>は8回ほど脱皮して生態となり、10月頃に成熟期を迎えます。
性的二形が顕著な蜘蛛で、成体の体長は<メス>で20~30ミリ、<オス>は6~13ミリ程度と、<メス>の半分以下の大きさです。
交尾時に<メス>が<オス>を捕食してしまう危険性がありますので、交尾は<メス>の脱皮後や食餌虫に行われます。
<オス>二匹が<メス>を取り合いしている状況のようですが、種の保存としては仲良きことにはならないのが、自然界の摂理です。
住民の方が作られた小さな <タマスダレの小さな花壇> の横で、【ハナカタバミ(花片喰)】が顔を出してきています。
日本には江戸時代末の天保年間に観賞用として渡来、今では 「ムラサキカタバミ」 と同様に、帰化植物として路傍や空き地で見かけます。
カタバミ科カタバミ属の多年草で、原産地は南アフリカのケープ地域、学名の「オキザリス・ボーウィー」の名でも呼ばれています。
花期は3月~4月、9月~11月と二度あり、葉の間から花茎を伸ばし、茎先からたくさんの枝を出し、その先に1個ずつの花を数輪咲かせます。
花径は3~5センチと大きく花の中心部は黄緑色、5弁花で雄しべは10本、雌しべは1本、小葉は3枚葉で倒心臓形で花の3~5倍の大きさです。
部屋の明かりに誘われて、羽アリ(有翅虫)の 「ルリアリ」 や 「キイロシリアゲアリ」 が飛び込んできますが、今回の全長7~8ミリばかりの黒い<昆虫>は同定できませんでした。
膨大な数の<昆虫>数ですので、まずはどの「目と科」の<昆虫>かがわからなければ、お手上げです。
明らかにコウチュウ目の特徴である硬い上翅ではない<翅>を持っていますので、形態からしてハエ目(双翅目)か、もしくはカメムシ目(半翅目)の<昆虫>となります。
長い触角をもっていますので、ハエ目のなかでも「ガガンボ下目」・「チョウバエ下目・「アミカ下目」は無条件に削除、残るは「カ下目」(カ・ユルリカ・ブヨ等)か「ケバエ下目」(ケバエ・キノコバエ等)ですが、「カ下目」は脚の長さ、「ケバエ下目」は体長から除外、該当する科が無くなり、あとはカメムシ目が残ります。
確かに大きな頭部の形は、カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科の顔つきなのですが体長的に符合せず、また長い触角も該当しません。
「ハゴロモ科」・「アワフキムシ科」・「ツノゼミ科」・「ミミズク科」・「グンバイムシ科」・「アブラムシ科」と調べてみても、手持ちの資料では良く似た絵合わせもできませんでした。
秋の夜長、悩ましい同定作業が続きそうです。
9月から10月にかけての植物や昆虫の撮影の際には、攻撃性が増している「スズメバチ」類との遭遇に気を付けていますが、そんな折、木立の中の枝にぶら下がる、【コガタスズメバチ(小型雀蜂)】の巣を見つけました。
見つけたときには上の写真の状態でしたが、少し近づきますと下の写真のように警戒体制を敷き、巣穴から<働き蜂>が出てきましたので、近づくのを止めにしました。
「キイロスズメバチ」 の巣に似ていますが、本種の方が表面のウロコ模様が太くてはっきりとしています。
営巣場所は樹の枝や家屋の軒下などの開放的な場所を選び、巣は外皮に覆われた球形状で、<女王蜂>が単独で巣作りをしている時期には徳利やフラスコを逆さにしたような形をしています。この形状は、巣内の保温と外敵からの侵入防止のたまだと考えられています。
最盛期には巣の大きさもタテ30センチ、ヨコ25センチほどの大きさになり、巣盤数は2~5層、育房数は1000に達します。
辛党としては当初メニューの「四川風激辛麻婆豆腐」の名称が気にいっていたのですが、久しぶりにメニューとして復活しましたら、「激辛」の文字が外されていた「四川風麻婆豆腐」(280円)です。
長く 「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」 で楽しませていただきましたが、これまた「麻婆豆腐」は辛党としてはいい肴になる逸品です。
四川風ということで「山椒」がよき効いた味付けで、久々の復活の味を楽しんでおりました。
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