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- ファルコン昆虫記(744)同定できない(54)<昆虫>(4)
部屋の明かりに誘われて、羽アリ(有翅虫)の 「ルリアリ」 や 「キイロシリアゲアリ」 が飛び込んできますが、今回の全長7~8ミリばかりの黒い<昆虫>は同定できませんでした。
膨大な数の<昆虫>数ですので、まずはどの「目と科」の<昆虫>かがわからなければ、お手上げです。
明らかにコウチュウ目の特徴である硬い上翅ではない<翅>を持っていますので、形態からしてハエ目(双翅目)か、もしくはカメムシ目(半翅目)の<昆虫>となります。
長い触角をもっていますので、ハエ目のなかでも「ガガンボ下目」・「チョウバエ下目・「アミカ下目」は無条件に削除、残るは「カ下目」(カ・ユルリカ・ブヨ等)か「ケバエ下目」(ケバエ・キノコバエ等)ですが、「カ下目」は脚の長さ、「ケバエ下目」は体長から除外、該当する科が無くなり、あとはカメムシ目が残ります。
確かに大きな頭部の形は、カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科の顔つきなのですが体長的に符合せず、また長い触角も該当しません。
「ハゴロモ科」・「アワフキムシ科」・「ツノゼミ科」・「ミミズク科」・「グンバイムシ科」・「アブラムシ科」と調べてみても、手持ちの資料では良く似た絵合わせもできませんでした。
秋の夜長、悩ましい同定作業が続きそうです。
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