本日は『記念切手記念日』で、1894(明治27)年のこの日、明治天皇皇后両陛下のご成婚25周年を記念して、日本初の<記念切手>が発行された日です。
菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれた図案で、紅色の内地用の「2銭」と、青色で外地用の「5銭」の2種類ですが、さすがにこの切手類は手元にはなく、皇室絡みとして「天皇陛下御在位六十年記念」を取り上げました。
1986(昭和61)年4月28日(天皇のお誕生日の前日)に発行され、本来は即位された12月25日に発行されるべきだと思いますが、当時の中曽根内閣の選挙絡みであったと聞いています。
日本では伝統的に天皇の肖像を切手や貨幣に用いないという不文律があり、図案は「京都御所と鳳凰」、そしてこの「棟飾りと菊花紋章」の2種類が発行されています。
プロローグとエピローグの間に、『廣田家の殺人』・『楠原家の殺人』・『鷹尾家の殺人』と、三つの殺人事件の章があり、一見関連のないそれぞれの殺人事件が、最後の『衣更月家の一族』の章で、見事に繋がりを見せる構成で、読み終り「なるほど」と感動を覚えました。
夫から逃げ出した妻<宮坂晴菜>は、姉<廣田優子>の家に逃げ込みましたが、夫<宮坂弘毅>は訪れた際、応対に出た<優子>を撲殺したことで逃亡したのですが、観念して自首してきます。
<弘毅>の話から、<優子>は愛人宅で生活している夫<聖一>を殺害しようと考えていた節があり、<弘毅>は<聖一>と間違われて殺されそうになったと正当防衛を主張、事件は傷害致死で一件落着しますが、この事件がそのものが、複雑な家族関係とお金に対する強欲な世界の幕開けでした。
著者は東京大学法学部卒の元弁護士であるだけに、犯罪者の心理と状況の分析が素晴らしく、秀逸な犯罪ミステリーでした。
居酒屋の定番メニューの「鶏のから揚げ」(300円)ですが、いままで【しゅう】のメニューとしては、登場していなかったことに気が付きました。
定番メニューでありながら、「とんかつ・豚カツ・トンカツ」と同様に各店舗で「から揚げ」の表記も違い、日本新聞協会では「空揚げ」で統一されていますが、実際には「唐揚げ」の文字も見受けられるようです。
戦後のテレビ放送では「から揚げ」という表記のみでしたが、1973(昭和48)年の『当用漢字音訓表』の内閣告示により、「空揚げ」と言う表記が認められています。
若い人たちは「フライドチキン」と言う方が通りがいいようですが、これは香草などのスパイスが使用されている意味合いが強そうで、「から揚げ」とは味付けが違うと考えていますが、わたしだけの思い込みかもしれません。
先週は、中国醤油を使った 「上海焼きそば」 ではなくて、「ソース焼きそば」 でしたので、てっきりもう中国醤油が切れたのかと考えて居ましたが、今宵は「平天とちくわの上海炒め」(200円)がありました。
少し甘めの中国醤油ですが、そこは酒の肴用として、<鷹の爪>でしっかりと味の調整が行われています。
胡麻の味わいもよく、ビールの肴としておいしくいただきました。
高速長田駅の地下通路にあります<立ち呑み【しゅう】>ですが、地上に出る主たる通路に面していませんので、お店の場所が少し分かりづらいかもしれません。
知らない町や飲食街での一杯は、まずは看板変わりに掲げられた店先の「赤提灯」を探すのが、王道です。
最近の若い人たちは居酒屋チェーン店を利用するためか「赤提灯」や「縄のれん」と言った言葉が、「居酒屋」を指す言葉として通じなくなりました。
いつも<まぐろ>料理に力を入れていおられる<大将>ですが、「牛ホルモン煮込み」と書かれた<提灯>を、このたび店の左右に掲げられています。
<提灯>自体を見て、「居酒屋」だとわかる人には、いい看板変わりになりそうです。
少しバタバタとしていて足が遠のいていましたが、ようやく【つばきや】さんに顔出しができました。
本日の「日替わり定食」(680円)は、「和風ハンバーグおろしソース」がメインで、「れんこんきんぴら」の小鉢物の組み合わせです。
お店の近くのマンションで外壁の改修工事があり、塗装工の職人さんが3人食べに来られていましたが、みなさんご飯は大盛り(+50円)を頼まれていました。
4センチはある肉厚の「ハンバーグ」が2個、とてもジューシーな味わいで、焦がしもせずに中まできれいに焼き上げているのはさすがだと感心しながら、おいしくいただいてきました。
昨日3月7日(月)から3月11日(金)まで、神戸地方裁判所第101号法廷において、<裁判員裁判>による集中審理が行われています。
被告人は、2014(平成26)年9月、神戸市長田区で当時小学校1年生だった<生田美鈴>ちゃんを誘拐し殺害したとされる<君野康弘>(49歳)で、罪名として「わいせつ誘拐・殺人・死体損壊・死体遺棄」とおぞましい名称が並んでいました。
昨日行われた初公判では、「殺人・死体遺棄」などの罪は認めていますが、「わいせつ目的ではない」と、起訴内容の一部を否認しています。
<裁判員>の負担を軽くするための集中審理ですが、これだけの罪状認否を審理する負担は大変だろうなと気になる事件で、判決は3月18日(金)に言い渡されます。
本日3月8日は、語呂合わせから「みつ(3)ばち(8)の日」です。全日本蜂蜜協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定、ちなみに「はちみつの日」は8月3日です。
日本には「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の2種が飼育されて蜂蜜の採集が行われています。
額面「20円」の<郵便切手>は、1954(昭和29)年1月20日に発行された「中尊寺金色堂」を最初として 「ふじ」 ・ 「ふじ(意匠変更)」 ・ 「松」 ・ 「ゆり」 と続き、6回目の意匠がこの「ニホンミツバチ」で、花は「レンゲソウ」が描かれています。
<蜂>の世界に関しては、学術的な 『ハチはなぜ大量死したのか』 (ローワン・ジェイコブセン)をはじめ、「オオスズメバチ」の世界を描いた 『風の中のマリア』 (百田尚樹)などが秀逸で楽しめる作品です。
植え込みのグランドカバーとして利用されていました、ヒノキ科ビャクシン属の<ハイネズ(這杜松)>の品種【ブルーカーペット】です。
「コニファー」の仲間で、匍匐性があり樹高10~50センチ、横へ横へと伸びていきますので、グランドカバーとして重宝されています。
正確には「コニファー」は、針葉樹そのものを指す言葉ですが、園芸業界では庭園に用いる洋風の針葉樹を呼び分けているようです。
葉は密に茂り、冬はやや褐色になりますが、丈夫で成長が早い植物です。
建築の設計を生業としていますので、普段から目に入る色や形状、材料や意匠に関しては、一般の方よりも詳細に目が向いているとおもいます。
今回も阪急電車に乗車、ふと目にした降車口の扉の<ステッカーの貼り付け高さ>の違いが気になりました。
宣伝広告としての「ステッカー」としては用途を果たしていますが、どうも高さが揃っていないという状態は、気になってしまいます。
多くの扉で見かける「ステッカー」ですが、どのような取り付け方法の手順なのかは分かりません。一度貼ると剥がすのが難しいのかもしれませんし、検査(あるのかな?)としても数があればいいのかもしれませんが、建築業としてはむずがゆくなる取り付け状態です。
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