< 競売を前に、米国人画家バスキアの絵画「カブラ」を展示する関係者 >
米ニューヨークで11月15日行われたオークションで、キリストが描かれた<レオナルド・ダビンチ>の作品「サルバトール・ムンディ」(救世主)が、美術品として史上最高額となる4億5030万ドル(約508億円)で落札されたニュースには、あまりにも高額な落札価格に驚かされました。
2015年5月に1億7940万ドル(約215億円)で落札され、美術作品の価格でこれまでの最高だったピカソの作品「アルジェの女たち」の2倍以上の価格です。
同じニューヨークで、芸術家<オノ・ヨーコ>さんが約20年間、所有していた米国人画家、<ジャンミシェル・バスキア>の絵画が11月16日、競売大手サザビーズで競売に掛けられ、1095万3500ドル(約12億3千万円)で落札されています。落札予想価格は900万~1200万ドルでした。落札者は明らかにされていません。売上金の一部は、<オノ>さんと夫でビートルズの元メンバーの故<ジョン・レノン>さんが設立した慈善基金に寄付されます。
作品は「カブラ」という題の絵画。バスキアはニューヨーク市ブルックリン生まれのハイチ系で、建物などに落書きする「グラフィティ・アート」で人気を集めた米国の代表的ポップアーティスト。薬物の過剰摂取により1988年に27歳で死去した。
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