静岡鉄道(静岡県静岡市)は、電車の中でDJが歌謡曲や平成の名曲を流す特別列車「~さよなら平成~しずてつDISCOトレイン」を2019年4月19日に運行します。
特別列車は静岡鉄道グループの創業100周年を記念したもので、車両には100周年の記念ラッピングが施された新型車を使用。19時2分に新静岡駅を発車した列車は、終点の新清水駅で折り返し、20時44分に新静岡駅へと戻る行程です。
電車内でDJが流す曲は、一般的にディスコやクラブでかかるEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)ではなく、ディスコ初体験者や幅広い年齢層が受け入れられる歌謡曲や平成の名曲が中心となるり、安全上の都合から両足が離れる激しいダンスは禁止されます。
イベントでは、沿線の飲食店が電車内でドリンク・フードをふるまったり、電車を降りた後「アフターパーティー」開催の場所を提供したり、お土産として飲食割引券を乗客に渡したりと地域の飲食店を知ってもらえればと、地域との連携にも力を入れています。
参加料金はワンドリンク、フィンガーフード、アフターパーティー入場券、お土産付きで一般(4200円・税込)、平成生まれは(3100円・税込)。募集人員は先着・要予約で80人。
< (左から右へ、上段から下段へ)石川県の小松駅、加賀温泉駅、福井県の芦原温泉駅、福井駅、南越駅(仮称)、敦賀駅(画像:鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供) >
2023年春予定の北陸新幹線金沢~敦賀(福井県)開業に向けて、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は16日、石川、福井両県に新設される6駅のデザインを公表しています。駅が立地する地域それぞれの歴史や文化、自然を外観と内観で表現しています。
北陸新幹線は2015年に開業した金沢駅から関西方面に約125キロ延長。石川県内に小松駅と加賀温泉駅、福井県内に芦原温泉駅、福井駅、南越駅(仮称)、敦賀駅が整備されます。
福井駅のコンセプトは「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅」。外観は木調とガラスを組み合わせ、コンコースに県産木材と和紙が使用されています。
日本旅行は、2019年4月30日(火・祝)~5月2日(木・祝)。「サロンカーなにわ」による団体臨時列車に乗車する、「サロンカーなにわで行く出雲への旅」を開催します。
「サロンカーなにわ」は、日本国有鉄道(国鉄)が1983年(昭和58年)9月に改造製作し、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化以降は西日本旅客鉄道(JR西日本)が保有する欧風客車で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種です。
運転区間は、大阪(30日21:45頃発)~出雲市(1日10:30頃着)、出雲市(2日9:00頃発)~大阪(同21:15頃着)。
新元号のオリジナルヘッドマーク、サボを掲出して運転。復路の車内で、グッズ販売会を実施。日本旅行への事前申し込みが必要です。
「北神急行電鉄」 は、令和元年の記念品として、「改元記念券セット」を販売します。
谷上駅のD型記念券3枚のセットで、台紙が付属。券面の日付印字は「63.4.2」「31.4.30」「1.5.1」の3種類。台紙は白、オレンジの2種類で、台紙別に異なるデザインの記念券がセットされています。
販売額は各800円で、販売日時は2019年5月1日(水・祝)9:00~15:00。販売箇所は、谷上駅駅長室前。販売数は、各500セット。売切次第販売終了。記念券での駅構内入場、列車乗車は不可となっています。
国土交通省は12日、2016年4月の熊本地震で被災したJR豊肥線の不通区間が2020年度中に運転を再開し、全線が復旧する見通しだと発表ています。
熊本市など九州の西側から阿蘇方面へのアクセスが充実し、観光などの追い風になると地元の期待は高まっています。
豊肥線は熊本~大分を結ぶ約148キロメートルの路線。大規模な斜面崩壊や土砂流入があり、肥後大津~阿蘇(約27キロメートル)で運転を休止していました。
被害のあった九州新幹線や鹿児島線はすでに復旧しています。豊肥線が加われば被災したJRの路線すべてが運転を再開することになります。第三セクター・南阿蘇鉄道も22年度中の全面再開をめざす。
< ことでんの「新元号記念IruCa」。
同社のキャラクター「ことちゃん」「ことみちゃん」が描かれています(画像:高松琴平電気鉄道) >
還暦を迎え、「赤いラッピング電車」 を走行させている香川県内を走ることでん(高松琴平電気鉄道)が、新元号「令和」を記念した「IruCa」(列車への乗車などができる、ことでんのICカード)ときっぷを発売すると発表しています。
「 赤いラッピング電車」の写真を、ブログル仲間の <天使>さんがアップ されています。
「新元号の発表の瞬間」をデザインしたという「新元号記念IruCa」は、5月3日(金・祝)午前9時30分から、瓦町駅(香川県高松市)の2階コンコース特設ブースで販売が開始されます。800枚の発売で、価格は2000円です。
「新元号記念 2daysフリーきっぷ」は、4月27日(土)から5月6日(月・祝)のあいだ平成から令和にかけての10日のうち、2日を選んでことでんの電車全線に乗車できるものです。高松市内の高松築港、片原町、瓦町、瓦町志度線口駅で4月16日(火)から5月6日(月・祝)までの発売。価格は2400円です(大人用のみ発売)。
< 新京成「80000形」電車のイメージ(画像:新京成電鉄) >
千葉県東葛地域に1路線(新京成線)を有する新京成電鉄は、2019年4月11日(木)、新型車両の「80000形」電車1編成(6両)を導入すると発表しています。2019年冬に営業運転を開始する予定です。
京成グループの標準車両として、京成電鉄と共同で設計。コンセプトは「~受け継ぐ伝統と新たな価値の創造~」です。
外観は丸みを帯びた形状とし、高架区間でも新京成のコーポレートカラーが周囲から見えるよう側面上部に「ジェントルピンク」の帯を配置しています。
車内は、防犯カメラを各車両に3台設置。車いすやベビーカーを利用する人や大きな荷物を持った人を対象としたフリースペースをすべての中間車に設けます。先頭車は従来と同等の車いすスペースが設置されます。
ドア上の17インチLCD(液晶)案内表示器は2画面化し、さらに4か国語(日・英・中・韓)に対応。空調は、プラズマクラスターイオン発生装置の搭載や、制御ソフトの見直しにより改善を図ります。
また、曲線の多い路線条件を考慮し、騒音をリアルタイムで追従して音量を調整する放送装置が搭載されます。
< 青函トンネルの竜飛定点~吉岡定点間で携帯電話サービスがスタート(画像:JR北海道) >
JR北海道は2019年4月10日(水)、青函トンネルの一部区間で携帯電話サービスを17日(水)に開始すると発表しています。
サービス事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク。サービスを開始する区間は、トンネル全長53.9kmのうち、津軽海峡の下に相当する竜飛定点(旧・竜飛海底駅)から吉岡定点(旧・吉岡海底駅)までの約23.3kmです。
今後、青函トンネル全体でのサービス開始に向けて、引き続き工事が進められます。
1889(明治22)年のこの日、JR中央線の前身である甲武鉄道・新宿駅~立川駅(約27km)が開業しました。
その後、8月11日に立川駅~八王子駅が開通、1906(明治39)年6月1日に官設鉄道中央線・八王子駅~甲府駅が開通し、1906(明治39)年10月1日に鉄道国有法に基づき買収・国有化されました。1987(昭和62)年4月1日に国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道が承継しています。
現在、「中央線(中央本線)」は、東京都千代田区の東京駅から新宿区の新宿駅、長野県塩尻市の塩尻駅を経由して愛知県名古屋市の名古屋駅までを結んでいます。このうち東京駅~塩尻駅間は東日本旅客鉄道(JR東日本)、塩尻駅~名古屋駅間は東海旅客鉄道(JR東海)の管轄となっています。
路線名は「中央線」と「中央本線」の2通りの名称で呼ばれています。国土交通省などの公文書や鉄道要覧では「中央線」の名称が使用されることが多いのですが、JR各社を始めとする民間では、両方の名称が混用されています。
これには歴史的な経緯があり、国鉄時代の線路名称公告では、「中央本線」と青梅線や五日市線などの支線を指す総称として「中央線」の名称が使用されていました。しかし、国鉄分割民営化の際に策定された基本計画において路線の名称が「中央線」とされたため、従来は「中央本線」と呼ばれていた路線に対しても、公文書を中心に「中央線」の名称が使われるようになっています。
東京都内の三軒茶屋駅から下高井戸駅まで約5キロ全10駅を結ぶ東急世田谷線で、全ての電車の運行を100%再生可能エネルギーでまかなう取り組みが始まっています。東急電鉄によると、再エネだけで電車を常時運行させるのは国内初だそうです。
東急電鉄は、2018年度からの中期3か年経営計画で、重要テーマのひとつに「低炭素・循環型社会」を掲げており、今回の取り組みはその一環です。東北電力と東急パワーサプライが協力します。
東北電力と同社グループは、山形県の大越発電所(水力)や岩手県の松川地熱発電所などで、二酸化炭素排出ゼロの「再エネ電気」を発電しています。東急パワーサプライは、東北電力の取次事業者としてこの取り組みに参加し、東急電鉄に再エネ電気を供給。世田谷線はこの電力を東北電力から購入し、電車の運行に使用します。本線だけでなく、車庫内での運行もまかないます。先月25日から運行されています。
東急電鉄によりますと、年間1263トンの二酸化炭素の排出が削減できる見込み。電気料金は2割ほど高くなりますが、運賃は据え置くといいます。
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