国土交通省は12日、2016年4月の熊本地震で被災したJR豊肥線の不通区間が2020年度中に運転を再開し、全線が復旧する見通しだと発表ています。
熊本市など九州の西側から阿蘇方面へのアクセスが充実し、観光などの追い風になると地元の期待は高まっています。
豊肥線は熊本~大分を結ぶ約148キロメートルの路線。大規模な斜面崩壊や土砂流入があり、肥後大津~阿蘇(約27キロメートル)で運転を休止していました。
被害のあった九州新幹線や鹿児島線はすでに復旧しています。豊肥線が加われば被災したJRの路線すべてが運転を再開することになります。第三セクター・南阿蘇鉄道も22年度中の全面再開をめざす。
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