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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2089件

ファルコン植物記(292)赤紫色の花【ムラサキカタバミ】

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原産地は南アフリカで、江戸時代に日本に渡来して帰化植物となっている、カタバミ科カタバミ属の花です。
草丈が低く、クローバーに似た密集したハート型の3枚葉の間から花茎を伸ばし、先端に数輪の花を<散形花序>で咲かせます。

繁殖力が強く道端や石垣の継ぎ目などで見かけます。2センチにも満たない5弁花として美しい形をしていますが、最近では外来園芸品種の「オキザリス」がより鮮やかな色合いと花姿で人気があり、野草扱いされています。

黄色い花弁の「カタバミ」は、円形状で先のとがった果実(種子)を付けますが、この【ムラサキカタバミ(紫片喰)】は、種子を付けません。
地下茎で仲間を増やす<無性繁殖>で、繁殖する特徴があります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(291)ど根性な植物(11)【オニノゲシ】

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先だっての雨で茎が折れたようで、それでもたくましく茎を持ちあげ、花を咲かせている【オニノゲシ(鬼野芥子)】を見かけました。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、キク科ノゲシ属の植物です。
路傍や空き地でよく見かけますが、「タンポポ」とよく間違えられるかわいそうな花です。

葉には棘がありさわると痛く、葉色は濃い緑色で、葉の取りつく基部は半月状に茎を抱くように取りついており、「ノゲシ」には見られない付き方です。
全体的に「ノゲシ」に比べますと、大きく勇壮な感じがまさに「鬼」と名のつく所以でしょう。

花径は約1メートルに成長する茎に比べて2センチと小さく、タンポポに似た<舌状花>の花を咲かせます。

茎が中空ということもあり、強い雨に対しては力及ばずだったようですが、茎頭をもたげている姿に、元気をもらいました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(290)薄青色の花【ネモフィラ】<インシグニスブルー>

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<ネモフィラ>は、ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ属に分類される植物の総称として使われ、原産地はカナダ西部からアメリカ合衆国、メキシコにかけて広く分布する耐寒性の一年草です。

草丈は高くなく10~20センチ程度で、茎は匍匐性で横に広がります。
茎と葉には柔毛が生え、花径は2センチ、白色と薄青色、または青紫色の深い覆輪状の花弁で、中心部に5つの黒い点あり、このことにより英名では「ファイブ・スポット」と呼ばれる元になっています。

属名の「ネモフィラ」は、ギリシャ語の「ネモス=小さな森」と「フィレオ=小さな」の2語からなり、森林の周辺に自生することに因んでいます。

品種名は<インシグニスブルー>と呼ばれ、和名では「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」です。花弁の色が瑠璃色で、葉の形状が唐草ににているところから名付けらています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(289)淡紫色の花【バージニアストック】

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先に紹介した 「ストック」 は、同じアブラナ科ですがアラセイトウ属でした。この【バージニアストック】は、マルコルミア属で、「ストック」と名称が付いていますが別属の花です。
原産地は、「ストック」と同じ地中海沿岸です。

「ストック」の一重咲きに似た花を咲かせますので、英名として【バージニアストック】と呼ばれ、正式名称の「マルコミア・マリティマ」で呼ばれることは少ないようです。

花径は1センチと小さいですが、咲き始めは白色で、徐々に桃色や淡紫色に変化していきますので、一瞬違う種類の品種が混ざって咲いているのかと見間違えてしまいます。

4枚の花弁が十字形に開き、可憐な様相を見せてくれる花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(288)深紅色の花【ストック】

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ファルコン植物記(288)深紅...
原産地は地中海沿岸で、ギリシャ時代から栽培されており、古代ギリシャやローマ時代には薬草として利用されていました。
【ストック】は英名で、「幹」や「茎」を意味し、丈夫な茎を持つことに由来しています。

アブラナ科アラセイトウ属の植物ですが、葉が「ラセイタ」=毛織物の一種に似ているということで、<葉ラセイタ>→<アラセイタ>→<アラセイトウ>と変化して、現在では別名「アラセイトウ(紫羅蘭花)」と呼ばれているようですが、これは正式には「オオアラセイトウ」を指す言葉で、正確ではないようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(287)白色の花【シロヤマブキ】

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山吹色の 「山吹」や「八重山吹」 はよく見かけますが、この【シロヤマブキ(白山吹)】は、中国地方を中心に分布していますので、あまり見かけない品種だと思います。
中国地方においても、数が減りつつある状況です。

葉の縁には鋭い<重鋸歯>があり、葉脈もはっきりしたところは「山吹」と同じですが、「白山吹」の葉は<対生>に付き、「山吹」では<互生>です。
花の花弁は4枚で、「山吹」は5枚ですのでこれまた形が違います。
同じバラ科ですが、「白山吹」はシロヤマブキ属で「山吹」はヤマブキ属」ですので、相違点が当然出てきます。

「八重山吹」は種子を付けませんが、この「白山吹」は<痩果状>の果実を付け、熟すと赤色から光沢のある黒色の実を、一花に四個づつ実らせます。

この時期、まだ黒い実を付けて花を咲かせておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(286)山吹色の花【ヤマブキ】と【八重ヤマブキ】

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ファルコン植物記(286)山吹...
春の季語でもある【ヤマブキ(山吹)】ですが、見かけるのは豪華に見える【八重ヤマブキ】が多いようにおもえます。

バラ科ヤマブキ属ですが、属としてはこの本種のみの一種しか属していません。
原産地は日本・中国で、広く庭木として愛されているようで、わたしの生まれた実家の庭にもあり、たわわに垂れ下がった枝に咲いていたのを思い出します。

落葉低木種ですが、茎は細くやわらかく、風が吹きますとよく振れますので「山振」とも表記されたこともあるようです。

花の形状は一重(写真左)と八重(写真右)に分かれ、一重は5弁花で結実して実ができますが、八重は実が出来ません。
「バラ」や 「ムクゲ」 と同様に、一重と八重の花姿は、同じ種類の花とはとても思えません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(285)黄色の花【コツラ・バルバータ】

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南アフリカ原産のキク科の花は多種ありますが、この【コツラ・バルバータ】もそうです。
コツラ属に属しており、園芸店では「花ほたる」の名で流通しているかもしれません。
そのほかに、「ハッピーレモン」・「カゲロウソウ」とも呼ばれている花です。

クッションのようにふさふさと茂った葉から、面が平らなボンボン状の黄色の花をたくさん咲かせます。
花径は、大きくても1.5センチ程度です。
キク科特有の舌状花はなく、筒状花だけという面白い形をしています。

茎が細く、風が吹きますとゆらゆらと頼りなさげに揺れていますので、はかない命の「ウスバカゲロウ」や「ホタル」のイメージが似合うのかなと、見て考えてしまう花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(284)淡黄色の花【アカシア:ホワイトサローワトル】

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ファルコン植物記(284)淡黄...
マメ科アカシア属の【アカシア】の花は、「アカシア:モニカ」 や 「ギンヨウアカシア」 に代表されるように、見事なこがね色の黄色をしています。

この【ホワイトサローワトル】は、淡い黄色の花で、円筒状の花をたくさんつけます。

かなり長めの細い葉が特徴的で、風に揺れる姿から別名「ヤナギバアカシア(柳葉アカシア)」と呼ばれる所以です。

某ケーキ屋さんの駐車場に植え込まれていますが、眺めていますと甘いケーキの香りが鼻をくすぐり、じっくりと眺めることはできませんでした。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(283)青紫色の花【ミヤコワスレ】

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キク科ミヤマヨメナ属の【ミヤコワスレ(都忘れ)】です。
別名「野春菊」、また「東菊」とも呼ばれています。

山野に自生する「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の日本産園芸品種で、開花としては5~6月頃が主な時期です。
花弁の色も、青紫いろをはじめ、青色・白色・桃色等豊富です。

承久の乱にて佐渡に幽閉(1221年7月)された順徳天皇が、この花を見ると都への思いを忘れられるという逸話が有名ですが、その当時にはまだ【ミヤコワスレ】はありません。

今のように園芸品種が多様な時代ではありませんので、当時としては原種の「ミヤマヨメナ」だったのかもしれません。
#園芸 #花

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