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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2090件

ファルコン植物記(312)白色の花【シャリンバイ】(2)

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本来は、温暖な海岸地木などに自生している【シャリンバイ(車輪梅)】ですが、乾燥や大気汚染、強い刈込にも丈夫ということで、道路の分離帯や舗道の植込みなどによく利用されています。

本日、神戸地方裁判所に出向いた際、 <絞り模様の白色の「ツツジ」> がないかなと眺めながら、湊川神社の東側の舗道を歩きましたら、【シャリンバイ】の花が咲いておりました。

バラ科シャリンバイ属の常緑低木種で、雌雄同株の両性花です。
枝先に<円錐花序>をつけ、梅に比べやや厚ぼったい感じの白い5枚の花弁を咲かせます。
果実 は球果で、秋口から冬にかけて藍黒色に熟します。

「葉」は青々と濃い色が特徴ですが、春先の新芽には(花の右側あたり)、表面に褐色の軟毛が生えていますが、成長と共に毛はなくなります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(311)赤紅色の花【デプラデニア(マンデビラ)】

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以前は近縁のキョウチクトウ科デプラデニア属に分類されていましたので、いまだに【デプラデニア】の名称で通っていますが、今はマンデビラ属に分類されています。

原産地は、メキシコからアルゼンチンにかけての熱帯に分布しており、常緑つる性草木種として、約100種類ほどが確認されています。

品種改良で花径15センチにもなる大きな花もあるようで、風車のような重なった5弁花と漏斗状の花姿が特徴です。
蕾は朝顔に似た感じで、同じく<つる>で伸びていますので、目に止まれば、すぐに分かる花だとおもいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(310)紅白二色の花<アマリリス>(3)【パサディナ】

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<アマリリス>は、ヒガンバナ科ヒッベアストルム属の園芸品種の総称で、原産地は南アメリカで約70種ほどが分布しています。
以前はヒガンバナ科のアマリリス属に分類されおり、その名残りでそのまま呼ばれていますが、現在では「ベラドンナリリー」のみがアマリリス属です。

正式な学名の<ヒッペアストルム・ヒブルドウム>では、とても覚えきれません。

花径20センチは超えている大きさで、6枚の花弁には面白い模様が見られます。
花茎に2~6個の花を咲かせますので、見ごたえのある花の一つです。
<八重咲き> の花とは、また違う雰囲気の一重咲きの豪華さです。

<アマリリス>というのは、ローマの詩人ヴェルギウスが作った詩歌の中に出てくる、羊飼いの娘の名前に因んでいます。
この<アマリリス>の色合いからでは、おてんばな少女しか浮かんできません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(309)薄紫色の花【プロスタンテラ】

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オーストラリア固有で、半耐寒性常緑低木種の【プロスタンテラ】です。
シソ科プロスタンテラ属で、別名「ミントブッシュ」と呼ばれていますように、花は匂いませんが「葉」がミントのような清涼感のある香りがします。

オーストラリアのシソ科ですので、「オーストラリアン・セージ」とも呼ばれています。

高さが2メートル前後になる立性のタイプと、横に広がりながら繁殖する矮性の2種類が存在し、どちらも薄青色の花をたくさんつけますので、満開になると壮観な眺めを楽しませてくれる花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(308)絞り模様の白色の花<ツツジ>(2)

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昨日の <雌しべの柱頭の筋「ナガミヒナゲシ」(2)> の調査と並行して、折角街なかを歩くのですからと、合わせて白色の<ツツジ>の花を観察しておりました。

<絞り模様> が、白色の花に出ているのを目にして以来、こちらも  「オシロイバナ」  と同様に気になっておりました。

「白と紅」色だけの<絞り模様>で、探せば見つかるのは一般的な現象なのかもしれません。「バラ」や「アサガオ」、「オシロイバナ」の絞り模様は有名ですが、「ツツジ」に関してはあまり耳にしたこともなく、楽しみながら記録しておりました。

開花後の花後はあまりきれいと言えませんが、色々な楽しみを与えてくれる<ツツジ>の花に感謝です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(307)淡紫色の花【マツバウンラン】

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ファルコン植物記(307)淡紫...
花の写真はすべてコンパクトデジカメで撮影していますので、マクロ機能も弱く、小さな花のときにはピント合わせもたいへんです。
この【マツバウンラン(松葉海蘭)】の花も、1センチにも満たない大きさで、風に揺れるなか、じっと根競べをしておりました。

ゴマノハグサ科ウンラン属の一年草、または二年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。

多くは草丈30~50センチの細い茎の先端に淡紫色の花を付け、生え際の根元に細長い幅1~2ミリの葉を付けています。
この細い葉が、「松の葉」に似ており、花の形が「ウンラン」に似ていますので、合わさって【マツバウンラン(松葉海蘭)】と呼ばれる由縁です。

同じゴマハノグサ科に、よく似た名称の 「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」 がありますが、こちらはキンバラリア属でウンラン属ではありません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(306)赤紫色の花【ツタンカーメンのエンドウ】

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遠目には「スイートピー」かと見ていたのですが、近づきますと【エンドウ】の花でした.
マメ科エンドウ属の1・2年草で、蝶形の花姿を見せてくれます。
原産地はヨーロッパで、一般的には「エンドウマメ」「サヤエンドウ」、英名で「グリーンピース」と呼ばれていて、貴重な食料源です。

サヤだけを食べる「サヤエンドウ」、サヤの中の実を食べる「実エンドウ」、サヤと実を食べる「スナップエンドウ」と分類されますが、家庭の花壇に植える花として【エンドウ】とは珍しいなと眺めていました。

偶然お家の方が出て来られ、お話をさせていただきますと、この【エンドウ】は<ツタンカーメンのエンドウ>と言われている品種だそうです。
1922(大正11)年、英国の考古学者であるハワード・カーターが発見したツタンカーメンの副葬品から見つけた種を、発芽・栽培に成功させたものだそうです。

日本には1956(昭和31)年、アメリカから桜を贈った返礼として水戸に届けられ、以後小学校や新聞のキャンペーンで栽培が広がったようです。

一部の説には、3000年の眠りから発芽するのは【エンドウ】の性質からして怪しいとの意見もあるようですが、食料という目的を忘れ、古代にロマンを馳せるのも、夢が広がりそうです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(305)赤紫色の花【ヤハズエンドウ】

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植物学的には【ヤハズエンドウ】の和名が正式ですが、教科書にも書かれてているためか「カラスノエンドウ」という名称で一般的に定着しているようです。

路傍や空き地の至る所に生育している野草です、マメ科ソラマメ属の越年草です。
茎は全体に毛があり四角い形状で、巻きひげをのばし周辺の植物や柵などに絡みついて伸びてゆきます。

若葉や若い実は食べることができますが、食したことはありません。
結実して熟した実の鞘が真っ黒なので、「カラスノエンドウ」と呼ばれているようで、小型のモノは「スズメノエンドウ」と、これまた面白い名がつけられています。
「カラスノエンドウ」は、少数の花を咲かせますが、「スズメノエンドウ」はごく小さな花を房状に付けますので、区別出来ます。

「ナズナ(ペンペングサ)」 も子供の頃の遊び道具のひとつでしたが、これも鞘を割って種を取り、片方をちぎって吹きますと「ビ~」と音が出る草笛となるのですが、遊んでいる子供たちを見かけることはありません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(304)雌しべの柱頭の筋【ナガミヒナゲシ】(2)

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以前に紹介しました 【ナガミヒナゲシ】 ですが、花の真ん中にある雌しべの柱頭の筋が4~8本あると書かせていただきました。

ふと興味がわくと、徹底的になる性格ですので、実際に咲いている花を、あちらこちらと探して見て回りました。
開花後に出来る種子は、当然その花の根元の近くに落ちますので、だいたい同じ本数の花が固まって咲いていますので、これは大変な作業を始めたモノだと少し後悔しましたが、自分自身を納得させるためにも、路傍・空き地を探索です。

写真は左上から右に4~9本の「雌しべの柱頭の筋」を並べています。
苦労のかいがあり、<9本>というのを発見できました。
写真を整理するにあたり、色々と文献を調べてみましたが、やはり<4~8本>との記述ばかりでした。

ささやかな自己満足の調査ですが、すべての筋の本数を確認出来たことは、とても嬉しいことです。何気なく見ているだけでは、分からない植物の不思議さを、改めて感じています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(303)淡紫色の花【タツナミソウ】

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ファルコン植物記(303)淡紫...
近所の路傍や空き地に、【タツナミソウ(立浪草)】が目立つようになりました。
野草として路傍や道端に自生している、シソ科タツナミソウ属の花です。

花の形が独特で、世界中に分布しており200種を超える品種が数えられています。

日本産の多くの種では、筒状の長い花姿が、泡立つ波頭の模様に似ていることから、【タツナミソウ】と名づけられました。

日差しの指す方向に向かって咲いている姿は、招き猫の手の形をも連想させてくれます。
園芸店で売られるような観賞用の花ではありませんが、野草のなかでも存在感のある花だと思います。
#園芸 #花

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