風に吹かれて【カラスムギ】の穂が、揺れていました。
あまり見向きもされない、イネ科カラスムギ属の越年草です。
日本では、縄文時代の史前帰化植物として存在、ヨーロッパから西アジアが原産地だと言われています。
野菜の【カラスムギ】を栽培化した穀物が「エンバク(燕麦)」であると言われています。
面白い実の形状ですが、穎果(えいか)をおおう穎には屈曲した長い芒(のぎ)があり、穂から落ちますとこの芒が乾湿運動を起こし屈曲点を軸にして回転を繰り返します。
この回転運動により穎果は土壌に押し込まれ、発芽の準備を整えるという、面白い形態を見せてくれます。
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投稿日 2012-06-07 01:52
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-06-07 17:27
ワオ!と言っているユーザー