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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(349)芒(のぎ)のある野草【カラスムギ】

スレッド
ファルコン植物記(349)芒(...
風に吹かれて【カラスムギ】の穂が、揺れていました。

あまり見向きもされない、イネ科カラスムギ属の越年草です。
日本では、縄文時代の史前帰化植物として存在、ヨーロッパから西アジアが原産地だと言われています。

野菜の【カラスムギ】を栽培化した穀物が「エンバク(燕麦)」であると言われています。

面白い実の形状ですが、穎果(えいか)をおおう穎には屈曲した長い芒(のぎ)があり、穂から落ちますとこの芒が乾湿運動を起こし屈曲点を軸にして回転を繰り返します。
この回転運動により穎果は土壌に押し込まれ、発芽の準備を整えるという、面白い形態を見せてくれます。
#園芸 #花

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2012-06-07 01:52

時代を超えて生き残っている植物なんですね~!

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-06-07 17:27

道端に見かける野草ですが、素晴らしいシステムを持っています。
何気なく見ている人も多いと思いますが、ぜひ記録として残しておきたいと考えました。
最近は、小さな昆虫も、路傍の野草たちも、つぎにみれるのか心配な時期に来ていると感じています。
わたしが、歳をとったのかもしれませんが・・・。 

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