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- ファルコン植物記(340)赤色の花<ニチニチソウ>
本来の<ニチニチソウ(日々草)>は、花弁が5枚です。
赤い花が目につき見ていましたら、ポツンと4枚花弁の花があり、驚きました。
原産地はマダガスカル、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草です。
本来は初夏から秋にかけて次々に咲き出し、花としては3~5日程度は開花していますが、「日々草」と名付けられました。
花径は3~4センチあり、花弁は5裂、白色・桃色・赤色・赤紫等があり、中心部の色が違う品種も見かけます。
キョウチクトウ科の花ですので、「ビアンカアルカロイド」と称される10種以上のアルカロイドを含んでおり、「ビンクリスチン」や「ビンブラスチン」などの成分は<抗がん剤>として用いられています。
青色の花を咲かせる 「ツルニチニチソウ」 は、同じキョウチクトウ科で近縁種です。
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