8日の日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速を警戒して前日に「574ドル98セント」下落しています。自律反発を見込んだ買いが入っている半面、10日発表の米雇用統計など経済指標を見極めたい流れがあり、上値は伸びていません。
前日の(FRB)の<パウエル議長>の米上院での証言を受け、市場では21~22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を(0.5%)に広げるとの観測が強まっています。(FRB)の利上げ再加速を織り込み、米2年物国債利回りは(5.08%)に上昇する場面がありました。
8日朝に雇用サービス会社のADPが発表した全米雇用リポートは、非農業部門雇用者数が前月比24万2000人増と市場予想(20万5000人増)を上回っています。労働市場の逼迫が賃金インフレを招くリスクが改めて意識されています。
終値は、前日比58ドル06セント(0.18%)安の3万2798ドル40セントで終えています。
ナスダック総合指数は、45.67 ポイント(0.40%)高の1万1576.00でした。また S&P500種は、5.64 ポイント(0.14%)高の3992.01でした。
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は4営業日続伸し、前日比61円76銭(0.22%)高の2万8370円92銭で前場を終えています。上げ幅は一時120円を超え「2万8431円15銭」の高値を付けています。
朝方は<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長が7日の米議会証言で利上げペースの加速や長期化を示唆する発言をしたことを受け、7日の米株相場が大幅安となった流れが波及し、売りが先行しましたが、ほどなく上昇に転じています。
8日午前の外国為替市場で円相場は一時「1ドル=137円台半ば」と前日から1円以上、円安が進み、輸出企業の採算改善につながるとの見方から関連株に買いが入り、株価は上昇しています。
終値は4営業日日続伸し、前日比135円03銭(0.48%)高の2万8444円19銭で終えています。2022年(9月13日)の「2万8614円63銭」以来およそ半年ぶりの高値となっています。
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小動きで始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>が7日の米東部時間午前10時から上院で金融政策について議会証言を行い、利上げペース加速や利上げ長期化の可能性を示唆しました。金融引き締めへの警戒感が改めて強まり、幅広い銘柄に売りが広がっています。
<パウエル議長>は米上院銀行委員会での議会証言で、2月は雇用や物価を中心に市場予想を上回る米経済指標の発表が相次いだ直近のデータの強さに言及し、「最終的な政策金利の水準が従来の想定よりも高くなる可能性があることを示している」と述べています。データ次第で「利上げペースを加速させる用意がある」とも指摘しました。市場では「予想していたよりも引き締めに積極的なタカ派だとみられ、3月21~22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が(0.5%)になるとの見方に傾いています。
議長発言を受け、債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが一時(5.02%)と2007年6月以来の水準に上昇しました。一方、利上げが米景気を冷やすとの見方から、2年債が10年債利回りを上回る「逆イールド」となっています。
終値は、前日比574ドル98セント(1,72%)安の3万2856ドル46セントでおえています。
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比115円56銭(0.41%)高の2万8353円34銭でした。
朝方は短期的な過熱感を警戒した利益確定売りが先行したものの、先高観を背景にした断続的な買いが株価指数先物に入り、相場を押し上げています。
東証株価指数(TOPIX)も上昇し、2022年1月5日に付けた昨年来高値「2039.27」を上回りました。
直近の日本株の一方的な上昇を受けて「持たざるリスク」が意識されたとの見方のほか、「今週末に特別清算指数(SQ)の算出を控え、短期勢が買いを入れている動きもありそうです。
終値3営業日続伸し、前日比71円38銭(0.25%)高の2万8309円16銭で終えています。
6日の日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続伸して始まりました。米長期金利が朝方に一時(3.8%台)に低下し、ハイテク株を中心に買いを誘いました。ただ、7~8日に<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見ムードが強く、相場の上値は重く伸びてはいません。
ハイテク株が総じて強含む中、アナリストが買い推奨のリポートを出したスマートフォンのアップルが一時(3%)近く上げ、相場上昇を引き上げています。一方、前週に上昇が目立った航空機のボーイング、建機のキャタピラーなどは売りに押されました。
市場は<パウエル議長>の議会証言に関心が集まっています。(FRB)が米議会に年2回提出します金融政策報告書(ハンフリー・ホーキンス報告書)を基に、上下院の委員会で証言します。インフレ抑制に改めて強い姿勢を見せると予想され、発言内容に注目です。
一時「3万3572ドル22セント」の高値をつけていましたが、終値は小幅に続伸し、前日比40ドル47セント(0.12%)高の3万3431ドル44セントで終えています。
ナスダック総合指数は、前日比13.27 ポイント(0.11%)安の1万1675.74でした。 S&P500種は、前日比2.78 ポイント(0.069%)高の4,048.42でした。
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比332円50銭(1.19%)高の2万8259円97銭でした。
前週末の米株式相場の上昇を受けて、グロース(成長)株をはじめとして幅広く買いが入り、取引時間中としては昨年(12月15日)以来およそ2カ月半ぶりに2万8000円を上回っています。
前週末の米長期金利が低下してハイテク株比率の高い米ナスダック総合株価指数が(1.97%)上昇したのを受け、東京市場でも値がさのハイテク株などに買いが入っています。
2万8300円に迫る場面では伸び悩みました。日経平均株価は前週末に「428円超」上げているうえ、心理的な節目の2万8000円を上回ったことで次第に利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えました。
終値は大幅続伸し、前週末比310円31銭(1・11%)高の2万8237円78銭で終えています。
3日の日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。
前日に(4.09%)と昨年11月以来の高水準を付けた長期金利が(3.9%台後半)に低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入っています。
2日にアトランタ連銀の<ボスティック総裁>が、21~22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「0.25%の利上げに断固賛成する」と述べています。(0.5%)の大幅利上げへの警戒感が後退し、前日に続いて株買いを促しています。
また、3日発表の2月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が(55.1)と市場予想(54.3)を上回っています。
終値は、前日比387ドル40セント (1.17%)高の3万3390ドル97セントで終えています。
ナスダック総合指数は、前日比226.02 ポイント(1.97%)高の1万1689.01でした。S&P500種は、前日比64.29 ポイント(1.61%)高の4045.64でした。
3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前引けは前日比399円50銭(1.45%)高の2万7898円37銭でした。
前日の米株高を受け、朝方から幅広い銘柄に買いが先行しています。カジュアル衣料品店「ユニクロ」の2月の国内既存店売上高が好調だったファストリが買われ、日経平均を94円押し上げています。中国景気の回復期待から資源関連や機械株の上昇も目立ち、日経平均先物への断続的な買いが入り、上げ幅は一時400円を超え「2万7910円36銭」を付けています。
前日の米株式市場では主要な株価指数がそろって上昇しました。金融引き締めに積極的な「タカ派」とされるアトランタ連銀の<ボスティック総裁>が2日、今月21~22日に米連邦準備理事会(FRB)が開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で「0.25%利上げに断固賛成する」と述べたと伝わり、利上げ幅を(0.5%)とすることへの警戒が後退し、米株高につながりました。
終値は大幅に反発し、前日比428円60銭(1.56%)高の2万7927円47銭で終え、今年高値「2万7821円22銭」を上回っています。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。
1日夕に市場予想を上回る決算を発表した顧客情報管理のセールスフォースが大幅の(16%)高となり、指数を押し上げていますが、朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が米雇用市場の強さを示し、利上げ継続観測の高まりは相場の上値を抑えています。
週間の新規失業保険申請件数は19万件と前週(19万2000件)から減少し、市場予想(19万5000件)も下回っています。これを受け、米債券市場では長期金利が(4%台)に再び上昇しています。
2日午後、タカ派とされるアトランタ連銀の<ボスティック総裁>が今月21~22日に米連邦準備理事会(FRB)が開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で「0.25%利上げに断固賛成する」と述べたと伝わりました。市場では利上げ幅が(0.5%)に拡大するとの観測が浮上していただけに、株の買い安心感を誘いました。ダウ平均の上げ幅は300ドルを超え「3万3083ドル45セント」の高値を付ける場面がありました。
終値は続伸して、前日比341ドル73セント(1・05%)高の3万3003ドル57セントで終えています。
ナスダック総合指数は、前日比83.50 ポイント(0.73%)高の1万1462.98でした。 S&P500しゅは、前日比29.96 ポイント(0.76%)高3981.35でした。
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日比20円84銭(0.08%)安の2万7495円69銭で前場を終えています。
前日の米ハイテク株安や米長期金利の上昇が市場の重荷となりました。下げ幅は一時100円を超え「2万7408円54銭」の安値を付けています。朝方はバリュー(割安)株への買いを支えに小幅に上げるなど、方向感が定まりませんでした。
前日の米市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長引くとの見方から長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に下落しています。東京市場でも、金利上昇で割高感が意識されやすいグロース(成長)株を中心に売りが広がりました。
終値は、前日比17円66銭(0.06%)安の2万7498円87銭で終えています。
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