日経平均株価(9月12日)@終値3万2776円37銭
9月
12日
東京市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢で、寄り付き後、日経平均の上げ幅は一時280円を超え「3万2749円35銭」の高値をつけています。外国為替市場で円相場が「1ドル=146円台後半」まで下落し、前日比で円安・ドル高方向に振れていることも支えでした。
買い一巡後は上値の重さが出ています。国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時(0.720%)と9年8か月ぶりの水準に上昇しました。金利上昇すると相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株には逆風との見方が株式相場の重荷でした。
後場は、強調子で始まりました。昼休みの時間帯に日経平均先物が堅調に推移した流れを受け、後場直後には一時は前日比289円02銭高のこの日の高値となる「3万2756円78銭」まで値を上げています。
終値は4営業日ぶりに営業日ぶりに反発し、前日比308円61銭(0.95%)高の3万2776円37銭で終えています。