23日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比337円58銭(1.17%)安の2万8456円92銭で終えています。
前日の欧米株式市場で主要な指数が下落した流れを受けて、東京市場でも運用リスクを回避したい投資家の売りが優勢でした。日経平均の下げ幅は一時400円に迫る「2万8395円30銭」の安値を付ける場面がありました。
欧米の中央銀行が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が改めて意識され、前日の欧米市場では幅広い銘柄が売られた。欧米では高インフレのもと、政策金利の引き上げが一段の景気悪化につながるとの警戒があって東京市場でも景気敏感株の重荷となっています。
前日の米国市場では長期金利がおよそ1カ月ぶりに(3%台)に乗せています。日本株市場では、金利上昇で割高感が意識されやすいグロース(成長)株の重荷となりました。
終値は4営業日続落し、前日比341円75銭(1.19%)安の2万8452円75銭で取引を終えています。
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました、
欧州の主要株式相場が大幅安となり、投資家心理を冷やしました。米長期金利が21日の夜間取引で一時(3%台)に乗せたのも相場の重荷になっています。
今週後半には米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>が講演します。タカ派寄りの発言が出ると警戒する声もあり、買い手控えにつながっています。米株相場は7月中旬から急ピッチで上げたため、短期的な利益確定売りも出やすい情況でした。
長期金利の上昇局面で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。(FRB)の積極利上げが景気を冷やすとの見方から景気敏感株も安くなっています。
終値は続落し、前週末比643ドル13セント(1.9%)安の3万3063ドル61セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比323.642ポイント(2.5%)安の1万2381.573でした。
S&P500種総合指数は、90.49ポイント安の4137.99でした。
22日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前週末比124円81銭(0.43%)安の2万8805円52銭でした。
米長期金利の上昇を警戒した売りが優勢となって下げ幅は一時300円を超え「2万8586円36銭」の安値を付けましたが、中国人民銀が実質的な政策金利で優良企業向け融資の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)の1年物を(0.05%)引き下げ(3.65%)に設定変更を発表し、外国為替市場で円の対ドル相場が約1カ月ぶりの安値を付けたことなどが支えとなり、下げ渋っています。
前週末の米市場で長期金利が節目の(3%)に接近した(2.99%)を付け、米ナスダック総合株価指数は(2%)下落しました。東京市場でも金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが出て、相場を押し下げ、個人投資家を中心に利益確定売りや戻り待ちの売りを促しています。
終値は3営業日続落し、前週末比135円83銭(0.47%)安の2万8794円50銭で取引を終えています。
19日の米ダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。
米債券市場で長期金利が一時(2.99%)と1カ月ぶりの水準に上昇し、株式の相対的な割高感が意識されています。ダウ平均は7月に(6.7%)上げた後、8月も前日までに(3.5%)上げていた上昇基調が止まり、短期的な利益確定売りが出ているのも相場の重荷となっています。
長期金利は欧州を中心としたインフレ懸念の高まりで上昇しやすくなっています。暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が急落したのも投資家心理を冷やしているようです。
最近上昇が目立っていた景気敏感株とハイテク株が売りに押され、半面、ヘルスケア株などディフェンシブ株の一角は高く推移しています。
終値は反落し、前日比292ドル30セント(0.86%)安の3万3706ドル74セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比260.127ポイント安の1万2705.215で終えています。
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比25円80銭(0.09%)高の2万8967円94銭で前場を終えています。
値がさの半導体関連を中心に買いが入り、日経平均を押し上げました。朝方には上げ幅が200円を超え「2万9150円80銭」の高値を付ける場面がありましたが、2万9000円を上回る水準では戻り待ちや利益確定の売りが目立ち、日経平均は下げに転じ伸び悩んでいます。
前日の米株式市場では主要な指数が上昇しています。主力の半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(2%超)上昇し、東京市場でも半導体関連や電子部品関連の買いに波及しています。
半面、週末を控えて持ち高調整や利益確定目的の売りが優勢になりました。米株価指数先物が日本時間19日の取引時間帯に下落したことも、売りを誘った面があります。
終値は小幅に続落し、大引けは前日比11円81銭(0.04%)安の2万8930円33銭でした。
18日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。
7月中旬以降の相場の戻りが勢いを失い、目先の利益を確定する売りが優勢となり、一時「3万3844ドル46セント」の安値まで値を下げています。ただ、前日公表の7月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて積極的な利上げの観測がやや後退したのは支えとなり、相場の下値は堅く推移しています。
前日に続いて米小売り大手のさえない決算発表が出たのも、消費関連株には重荷になっています。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが百貨店のコールズは通期の1株利益予想を大幅に下方修正し、市場予想も下回りました。他の小売りや消費財などの銘柄に売りが広がっています。利益確定売りに押され、ハイテク株やヘルスケア株の一角も売りが目立ちます。
(FOMC)議事要旨では、経済活動や物価に及ぼす効果を検証するため「どこかの時点で利上げペースを落とすのが適切になる」との見方で一致しています。市場では「利上げ減速が今後の基本シナリオになる可能性が高く米連邦準備理事会(FRB)は思ったほどタカ派的ではないとの見方が買いを後押しています。
終値は小幅に続伸し、18ドル72セント(0.055%)高の3万3999ドル04セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比27.219ポイント高の1万2965.342で終えています。
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比238円21銭(0.82%)安の2万8984円56銭でした。
下げ幅は一時370円を超え「2万8846円52銭」の安値を付けています。4営業日で1400円超えの急上昇を受け短期的な過熱感が強まり、値がさのグロース(成長)株を中心とした利益確定売りが優勢でした。
前日の米株式市場の主要株価指や18日の中国・上海株などが下落したことも重荷となっています。
終値は反落し、前日比280円63銭(0.96%)安の2万8942円14銭で終え、心理的節目の2万9000円を割り込んで取引を終えています。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落して始まりました。
ダウ平均は前日までの5営業日続伸で1300ドルあまり上昇していました。短期的な過熱感が高まり、足元で上昇が目立った景気敏感株を中心に売りが先行しています。
小売り大手のターゲットが取引開始前に発表しました2022年5~7月期決算は大幅減益となり、1株利益は市場予想を下回り、在庫処分のための値下げで利益率が低下しています。ターゲットはダウ平均の構成銘柄ではありませんが、消費関連株の一角に売りが波及し、相場の重荷になりました。
長期金利の指標である米10年物国債利回りは前日比(0.11%)高い(2.91%)を一時付けています。長期金利上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。
終値は反落し、前日比171ドル69セント(0.50%)安の3万3980ドル32セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比164.426ポイント安の1万2938.123で終えています。
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比232円42銭(0.81%)高の2万9101円33銭でした。
取引時間中に2万9000円の節目を上回るのは(1月6日)以来およそ7カ月ぶりでした。
米景気を巡る懸念が後退し、前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価が続伸しています。米株式市場では消費関連や景気敏感株が買われ、東京市場もこうした流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入りました。
終値は、前日比353円86銭(1.23%)高の2万9222円77銭で取引を終えています。(1月5日)の「2万9332円16銭」以来およそ7カ月ぶりの高値となりました。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に5営業日続伸して始まりました。
決算が好感された小売り銘柄が買われ、ダウ平均を押し上げています。米国株は短期的な過熱感も意識されています。ダウ平均株価は前日まで4日続伸し、この間の上昇幅は1100ドルに達しています。短期間で大きく上昇した反動で高値警戒感もあり、利益確定売りも出やすい情況でした。
朝方発表の2022年5~7月期決算がともに市場予想を上回る増収増益となった小売りのウォルマートとホームセンターのホーム・デポの上げが目立ちます。個人消費は堅調と受け止められ、インフレで消費が冷え込むとの懸念が薄れ、スポーツ用品のナイキなど他の消費関連株にも買いが及んでいます。
反面、米長期金利が上昇し、長期金利上昇の局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが出ています。
終値は続伸し、前日比239ドル57セント(0.71)高の3万4152ドル01セントで終取引をえています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比25.504ポイント安の1万3102.549で終えています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ