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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(225)黄色の金魚草に【モンシロチョウ】(4)

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昨日から暖かい気温が続いていますが、花壇に植え込まれた 「金魚草」 の花に、今年初めての蝶として、【モンシロチョウ(紋白蝶)】を見つけました。

馴染みのある蝶ですが、チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科モンシロチョウ属に分類されています。

前翅の黒い部分が小さく、前翅の付け根の部分も灰色をしていませんので、「春型」のオスだとすぐに見分けがつきました。
慣れてきますと、ヒラヒラと飛んでいる状況で翅の色合いが見て取れますので、翅を閉じていてもオス・メスの区別は付きやすい蝶です。

色とりどりの花の開花も始まり、今年も多くの昆虫が観察出来ればいいなと眺めておりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(224)背面に白い筋がある【クワゴマダラヒトリ】の幼虫(2)

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雨粒が残る「ヨモギ」の葉の上で、【クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)】の幼虫を見つけました。
体長20ミリほどですので、ちょうど越冬していた若齢幼虫が、春の陽気にお目覚めのようです。

チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科ヒトリガ亜科の昆虫です。
全体的に黒っぽい毛虫ですが、背面に細長い白い紋が入り、各節に黄色の紋が横に入ります。

幼虫のまま越冬し、翌春再び葉を食べ、 体長60~70ミリ程度 になる春の終わりから初夏にかけて褐色の粗い繭を作り<蛹化>、完全変態を経て8~9月頃に羽化して成虫となります。
成虫は、オスは暗褐色、雌は白色の翅の色で雌雄で翅の色が異なります。

名称通り「桑」の害虫として知られていますが、かなり多食性で、バラ科・ブナ科・スイカズラ科など各種の葉に寄生しています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(223)網を張らない【ササグモ】(2)

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自宅の玄関扉に、体長5ミリほどの【ササグモ(笹蜘蛛)】がおりましたが、まだ成虫ではないようです。
ササグモ科ササグモ属に分類される蜘蛛ですが、徘徊性でよく飛び跳ねる活発な行動を見せ、自ら移動して餌を確保しています。

名称通り、本来は笹などの草むらにおり、近付きますとさっと葉の裏側に敏捷に逃げ込みます。

頭胸部は楕円形で、前はやや盛りあがった姿を見せ、眼はそれほど大きく発達せずに、なんとなく円環状に並び、ニ眼ずつ四列に並んでいるようにみえます。
脚はいずれも細長く、【ササグモ】の特徴とする、するどい針状の毛がまばらに多数生えています。

多くの【ササグモ】は、環境に合わせて個体の色が変わり、夏場の草の生い茂る時期には黄緑っぽい体色で、秋の紅葉時期には赤茶色、冬場には枯れ木に似た薄茶色に変化して保護色として身を守っています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン鳥類記(10)すまし顔の【ヒヨドリ】(2)

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ファルコン鳥類記(10)すまし...
暖かい日差しの中、目の前を上下に波打つように「波状飛行」で
飛んでいましたので、【ヒヨドリ(鵯)】だなと見ておりましたら、門柱の上にすまし顔で止まりました。

スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属の鳥さんです。

尾が長めで、ツグミやムクドリなどに比べると、体型はほっそりとしています。
くちばしは黒くて先が尖り、頭部から胴体は灰色の羽毛で覆われており、雌雄同色で目の後ろ側の頬の部分が褐色をしています。

大きな体調の割にはすらりとした体型が尾の長さで強調され、ほぼ体を直立させていますので、凛とした雰囲気を感じさせてくれる【ヒヨドリ】です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(222)同定できない(7)「ガガンボ」(2)@兵庫区塚本通

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昨日は、春の暖かさを感じて冬ごもりをしていた虫が外に這い出してくる「啓蟄」でした。
今年もどのような昆虫さんたちと遭遇できるのか、今から楽しみです。

飲食店で利用したお手洗いの壁に、体長20ミリほどの「ガガンボ」がとまっていました。
ハエ目(双翅目)カ亜科(糸角亜科)ガガンボ属の昆虫の総称です。
地方によりますと、「カトンボ」や「アシナガトンボ」と呼ぶ所もあります。

二本の横縞が入る分かりやすい翅模様なのですが、種名までは同定できません。
日本で分布している「ガガンボ」は、学名が付けられているだけでも約700種あり、実際にはその数倍の種がいると推測されています。

代表的な 「キイロホソガガンボ」 などはすぐに分かるのですが、<ガガンボ図鑑>などもなく、いずれこれだと判る時まで気長に待ちたいと考えています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(221)赤紫色の巻貝【アズキガイ】@須磨区上細沢町

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写真の右側にある長い巻貝は、以前にも紹介した 「キセルガイ」 です。
同じ空き地の中で、【アズキガイ】を多数採集できました。

中腹足目(ニナ目)アズキガイ科の巻貝で、日本固有種です。
殻は小型で、殻高さは約10ミリ前後、殻口径は5ミリ前後で、殻の色がアズキ(小豆)に似ているので、この和名が付けられています。

落ち葉や倒木の下、古木の根元など、やや湿気のある場所を好んで生息地としています。
単独でいることは少なく、数個体が固まるように生息しているのが特徴です。

地域によりますと準絶滅危惧種の指定を受けており、日本固有種として心配な巻貝です。
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ファルコン昆虫記(220)白色の巻貝【キセルガイ】@須磨区上細沢町

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先日紹介した白色の 「カタツムリ」 のその後が気になり、再度空き地まで観察にきました。
見かけた場所には姿がなく、「カタツムリ」はどこかに移動したようです。

周辺を探していますと、いくつかの【キセルガイ(煙管貝)】の殻を見つけました。
腹足網有肺目キセルガイ科に分類される巻貝の総称として使われ、陸生の貝類で「カタツムリ」や「ナメクジ」の仲間です。

ユーラシアと南米を中止に1500種ほどが分布しており、日本にはアジアギセル亜科に属する200種ほどが生息しています。
体の割に殻が大きく重たいために活動は活発ではありません。菌類やコケ、朽ち木や落ち葉などをエサとしています。

一般的に殻は細長く、巻貝としては珍しく大部分が左巻で、殻口の内置く部に<閉弁>と呼ばれる開閉式の跳ね板状の構造が特徴的です。

残念ながらこの【キセルガイ】たちも天敵に食べられ、自然界の苛酷さを感じてしまいます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(219)白色の巻貝<カタツムリ>(2)

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枯れた茶褐色の落ち葉でおおわれた空き地の中で、白色の巻貝が目を引きました。
直径2センチと1センチばかりの、小さな<カタツムリ(蝸牛)>です。
ふと、アンデルセンの童話に『白カタツムリ』というお話があったのを、思いだしました。

<カタツムリ>は陸に棲む巻貝の通称で、特に蓋を持たずに触角の先に目を持つ有肺類のうち、殻が細長くないモノを指します。

ノロノロと移動する範囲も限定されていますので、狭い地域内でしか遺伝的交流が行えません。
その結果、変異的な遺伝分化が起こりやすく、日本に於いては約800種の<カタツムリ>が確認されています。

珍しく真っ白な殻の色でしたが、頂部が割れているのは、天敵に食べられたあとなのか、単なる破損なのかなと、手に取ることなく複雑な気持ちで眺めておりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(218)四紋型の【ナミテントウ】(3)

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今年初めて見かけました赤い星が四つの 【ナミテントウ(並天道虫)】 です。
2月のこの時期ですので越冬していた成虫が、ようやく活動を始めたようです。

甲虫目(鞘翅目)テントウムシ科テントウムシ亜科の【ナミテントウ】は、<二紋型・四紋型・紅型・斑型>の四種類があり、一匹はこのうちのどれか二つの遺伝子を持ち、その二つの遺伝子が組み合わさることで、さらに複雑な紋様を見せてくれます。

紋様の発生率は遺伝子の組み合わせから、<二紋型(43.75%)・四紋型(31.25%)・紅型(6.25%)・斑型(18.75%)>の割合に分けられます。

一般的に、北に行くほどに<紅型>が多く、南に行くほど<二紋型>が多く見られる傾向があるようです。
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ファルコン昆虫記(217)黄色いオキザリスの花に【セイヨウミツバチ】(2)

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ファルコン昆虫記(217)黄色...
路傍に咲く、野生の「オキザリス」を写そうとデジカメを構えておりましたら、偶然にも【セイヨウミツバチ】の働き蜂が、花にとまりました。
10度を超す、2月にしては暖かい日が続いているとはいえ、この時期に【ミツバチ】を見かけるとは思いませんでした。

ハチ目(膜翅目)ミツバチ科ミツバチ属の昆虫で、世界に9種が知られ、特に「セイヨウミツバチ」は24の亜種が知られています。
働き者で「蜂蜜」をはじめ、「蜜蝋」・「プロポリス」・「ローヤルゼリー」等、人間もお世話になっている昆虫で、農作物の授粉にも欠かせません。

「蜂蜜」は、自然界の食物において腐ることのない物質で、3000年ほど前の「蜂蜜」が発見されて話題になりました。

まだお昼前の時間帯ですが、後脚の脛節にある<花粉かご>に、すでにたくさんの「花粉」を蓄えているようで、働き者だと感心してしまいます。
#ペット #動物 #昆虫

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