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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#ペット」の検索結果811件

ファルコン昆虫記(362)イノコズチの花穂に【アズチグモ】(2)

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ファルコン昆虫記(362)イノ...
「イノコズチ」の花穂に、直径3ミリほどの白いモノが目に入り、こんな花だったかなとよく見ますと、【アズチグモ(安土蜘蛛)】でした。

カニグモ科アズチグモ属に分類され、 「ジョロウグモ」 と同様に<性的二形>が著しく、メスは6~8ミリ、オスは2.2~3.5ミリと、体長にして三倍ほどの違いがあります。
頭胸部は幅の広い卵型で6個の単眼がありますが、この部部には褐色の帯があるために個々の眼はあまり目立ちません。

ほとんど全身が真っ白い個体 もありますが、一般的には褐色の斑紋が入り、また歩脚にも帯が入ります。
カニグモ科の通例通り前二脚は太くて長く、前向きに平らに構えて昆虫などを待ち伏せ捕食します。

産卵は7~8月頃、孵化した幼生が卵嚢から出てくるのが9月頃で幼生で越冬し、翌年の夏に成熟します。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(361)野草の花に【セグロアシナガバチ】

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【セグロアシナガバチ(背黒脚長蜂)】日本産の「アシナガバチ」では最大の大きさで、20~26ミリ程度の体長があります。

ハチ目(膜翅目)スズメバチ科アシナガバチ亜科に分類され、北海道以外の日本全国に分布し、市街地でも見かける「蜂」です。

背中が黒く、頭部の後ろ部分に2本の黄色い縦筋があり、「キアシナガバチ」に似ていますが、本種は<前伸腹節>(腹部の上部)に黄色の縦筋2本がありませんので、見分けられます。

あまり攻撃的な「蜂」ではりませんが、刺されますとアナフィラキシーショックにより死亡に至る場合がありますので、要注意です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(360)小さくても白い髭【シラヒゲハエトリ】(2)

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「ヒナタノイノコズチ」の葉の上に、直径3ミリほどの茶褐色のモノが目に付きました。
よく見ますと、 【シラヒゲハエトリ】 の幼虫でした。

ハエトリグモ科シラヒゲハエトリ属の「蜘蛛」で、人家やその周辺に生息している、一般的な「ハエトリグモ」です。

成虫はオスで6~9ミリ、メスで8~10ミリ、メスの方が若干大きいのですが、この3ミリにも満たない体長では、オス・メスの区別は出来ません。
体表に多数の短い白い毛を生やし、特に口の周りにある髭<触肢>が立派なことが名前の由来で、すぐに同定できます。

栴檀は双葉より芳しと言いますが、小さくても髭のある貫禄のある顔は、なかなかの面構えです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(359)アスファルト道路に【ニシキリギリス】(7)

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ファルコン昆虫記(359)アス...
元気な【ニシキリギリス】の鳴き声を、駅に向かう途中の草むら横で耳にするのは、楽しみのひとつです。

どういうわけかメスの【ニシキリギリス】が、空き地の前のアスファルト道路に飛び出してきました。
まさか、わたしの見送りでもないでしょうが、思案顔のようで近づいても動きません。

このままですと、自動車やバイク等に轢かれてしまいます。

手で後ろから追いながら、無事にたくさんの子孫を残し、また来年も元気な鳴き声が聞こえるようにと願いながら、草むらまで誘導して駅まで向かいました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(358)アキノエノコログサに【ナナホシテントウ】(11)

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ファルコン昆虫記(358)アキ...
赤色をしている【ナナホシテントウ】でしたので、緑色の花穂と対比して、すぐに目につきました。

星の数で【ナナホシテントウ】や 「ニジュウヤホシテントウ」 などと呼ばれるのは特殊な例で、ほとんどのテントウムシは星の数や体色の違いがあっても、「ナミテントウ」とひとくくりで呼ばれてしまいます。

初夏には多くの 「蛹」 達を見かけたテントウムシですが、猛暑日が続き、今年はあまり成虫を見かけることはありませんでした。

少し気温が下がり、テントウムシも活動しやすくなったのか、これから昆虫の観察が楽しみです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(357)メランポジュームの葉に【ヤマトシジミ】(19)

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ファルコン昆虫記(357)メラ...
先程紹介した 「メランポジューム」 の花壇で花の写真を撮っておりましたら、運良く【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】が飛んできました。

暑い日差しを避けるように、葉の木陰でしばし休憩のようです。

全体的に黄色っぽい色合いになる「メランポジューム」の植え込みですが、【ヤマトシジミ】の翅の色もやや黄味がかっているように見えます。

花の吸い蜜行動に移るかなと眺めていたのですが、珍しくじっとしておりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(356)イヌビユの葉の上に【シロオビノメイガ】(2)

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翅を広げた開張でも20ミリ前後の小さな「蛾」ですので、草むらなどの葉にとまっていますと、つい見逃してしまいます。

チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の昆虫で、人家周辺でも見受けられる普通種で、年に5~6回の発生、成虫は6月ごろから現れ、11月頃まで活動をしています。

【シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)】は名称通り、濃褐色に白い帯が横に入った模様ですので、見ればすぐに分かります。

成虫は花の蜜を餌としていますが、幼虫は草食性で「ホウレンソウ」・「ホウキグサ」・「アカザ」・「ケイトウ」・「ダリア」等幅広い食性を持っています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(355)網戸にとまる(20)同定できない〈迷宮の蛾〉(5)

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ファルコン昆虫記(355)網戸...
体長4ミリ弱の昆虫が、網戸に飛来しました。
小さな昆虫ですので 「ショウジョバエ」 かなと思いましたが、ハエ亜目=短角亜目ということで、こちらは触角が長くありませんので無条件に除外です。

色合いと形状から、チョウ目(鱗翅目)ハマキガ科の<蛾>で、体長が小さいので「ヒメハマキガ亜科」とあたりを付け、調べてみましたが同定は出来ませんでした。

現在日本で分類されている「蝶」は約260種ですが、<蛾>とのなると確認されている種だけで5000種以上あり、植物害虫などの<蛾>は研究が進んでいるようですが、未確認も多い分野です。

あたりを付けた科や属が違いますと、これは永遠に探せそうもなく、後日のために記録として残しておきます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(354)雨に濡れた笹の葉に【ニシキリギリス】(6)

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連日の雨で、蝶や昆虫さんとも遭遇ができませんでした。
時期的に最盛期をすぎたのか長雨の影響か、 「クマゼミ」 の鳴き声を聞くこともなく、ここ二三日は「ツクツクホウシ」が頑張って鳴いています。

雨に濡れた笹の葉の上に、今朝がた【ニシキリギリス】を見つけて、うれしくなりました。

きっと連日の長雨で、草むらの中でじっとしていたと思いますが、これからまだまだ元気な鳴き声を聞かせてほしいものです。

葉に隠れて尾端が見えませんので、オスかメスかが分かりませんが、久々の雨上がり、美味しいごちそうに巡り合えればいいなと眺めておりました。
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ファルコン昆虫記(353)学名は<芸者>【アオバハゴロモ】

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ファルコン昆虫記(353)学名...
野外や雑木林などに生息し、「ウンカ」や「ヨコバイ」よりも大きく、体長は翅を含めて10ミリ前後の【アオバハゴロモ(青羽羽衣)】です。

カメムシ目(半翅目)アオバハゴロモ科アオバハゴロモ属の昆虫で、ミカン類やクワ・チャなどから樹液を吸い取る吸汁性ですから、大量に発生しますと害虫とみなされることもあります。

触角は短く、前翅は幅の広い三角形で薄緑色をしており、後翅の縁が薄赤色です。
ゆっくりと歩き、捕まえようとしますとピョコンと跳ねてそのまま飛び去ります。

学名は「Geisha disutinctissima(WALKER 1858)」と付けられ、これは前翅の薄緑色や縁の薄赤色、後翅の乳白色の美しい配色を<芸者>に見立てて名付けられました。
#ペット #動物 #昆虫

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