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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(352)オシロイバナの葉の上に【イチモンジセセリ】(8)

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「オシロイバナ」の 絞り模様の観察 を続けていますが、期待していた場所が刈り取られており、今年は絞り模様の数がなかなか増やすことが出来ません。

数少ない「オシロイバナ」の採集場所で、【イチモンジセセリ】が後翅を広げて休憩しておりました。

蝶にしては翅に付く筋肉が多いので腹部が太く、羽ばたきと飛翔は敏捷で、色合いも茶褐色な地味な色をしていますので「蛾」と間違われやすい蝶です。
蝶の触角は棍棒場が多いのですが、先端が鉤状に尖り、後方に反り返っています。

この時期、夕方5時頃から「オシロイバナ」は開花しますが、昼行性と夜行性の中間の「セセリチョウ」科がよく飛翔する時間帯でもあります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(351)網戸にとまる(19)同定できない〈迷宮の蛾〉(4)

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しばらく前に撮影していましたが、名称を確かめるべくフォルダーに入れ、時間がある都度に同定作業をしておりましたが、諦めました。

網目4コマ分ということで、体長はわずか6ミリの<蛾>です。

触角、頭部回り、翅形状から「ハマキガ科」の<蛾>だと判断しています。
その中でも「ハマキガ亜科」、もしくは小さな体長から「ヒメハマキガ亜科」かなと見ているのですが、該当する特徴を見つけることは出来ませんでした。

蝶に比べて<蛾>は圧倒的に種類が多く、また研究者の少ない分野ですので、趣味程度の世界では同定は難しい作業です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(350)コンクリートの壁に【ヒサマツムシヒキ】(2)

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以前に、「カタバミ」の葉の上で獲物を待ち受けているオスの 【ヒサマツムシヒキ】のオス を紹介しました。

今回は運良くメスの【ヒサマツムシヒキ】を、見つけることができました。
ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科の昆虫です。

腹部先端の<ゲニタリア(交尾器)>が細長く、この部分の形状でメスだと同定できます。

ムシヒキアブ科の昆虫は、 「シオヤアブ」 などもそうですが、捕獲した獲物の体液を吸い取る獰猛性のためか、割と近付いても逃げることなくじっとしている印象が残ります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(349)ハスの蕾の上に雄の【シオカラトンボ】(3)

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どちらかといえば、開けた環境を好む【シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)】で、オスは縄張り意識が強く、常に警戒心を怠りません。

成熟した【シカラトンボ】の体色は塩を吹いたように白くなりますので、見た目にオスだとすぐに分かりますが、複眼もオスは「水色」でメスは「緑色」をしています。

交尾は草や地面の上で行われますが、他のトンボや人が近寄りますと、すぐに合体のまま移動してしまい、多くの昆虫のようにじっとしていません。

交尾後も他のオスがメスに近寄らないように監視体制を維持し、自分の縄張りをにらんでいます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(348)コホウネの花に【オオシオカラトンボ】

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先程紹介した 「コホウネ(河骨)」 の黄色い花が右上に映っていますが、その横の葉に【オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)】がとまっていました。

トンボ目トンボ科シオカラトンボ属に分類され、日本国内では 「シオヤトンボ(日本固有亜種) ・ 「シオカラトンボ」 を含めて9種が生息しています。

<オス>は「シオカラトンボ」と同様に、成熟しますと胸部から腹部前部にかけて灰白色になりますが、写真は背面が黄色くて<メス>です。

「シオカラトンボ」とよく似ていますが体長50~60ミリと少し大きく、「シオカラトンボ」の複眼は<オス>が「水色」・<メス>が「緑色」ですが、本種は黒褐色をしており、また「シオカラトンボ」は胸部から下が急に細くなりますが、本種は尾の先までほぼ同じ太さです。

<メス>は<本土型・琉球列島型・八重山型>と顕著な特徴があり、本土型は写真のように腹部第7~10節が黒色をしています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(347)食事中です【アブラゼミ】(2)

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世界的に見て、【アブラゼミ(油蝉)】の不透明な褐色の翅は珍しい部類に入ります。
黒い体色と褐色の翅が、とまっている樹皮の色合いと同じで擬態色になり、鳥などの外敵から見つかりにくくしています。

カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目セミ科アブラムシ属に分類される大型の蝉で、メスの方がオスよりわずかに体長が長くなります。

成虫は、サクラ・ナシ・リンゴなどのバラ科の樹木に多く見受けられ、成虫も幼虫もこれらの木の幹や枝に<口吻>を突き刺して樹液を吸います。

写真の【アブラゼミ】がとまっている木は「サトザクラ」の枝で、<口吻>を突き刺しているところが見て取れます。
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ファルコン昆虫記(346)ミソハギの花に【イチモンジセセリ】(7)

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先程紹介しました 「ミソハギ」 の小さな花を拡大して写そうとしましたら、運良く【イチモンジセセリ】が飛来してきました。

チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科イチモンジセセリ属の蝶で、後翅裏側に四角い銀紋が四つ、縦に一文字状に並んでいるのが名の由来です。

本種を含め茶色のセセリチョウの仲間はどれも似通っており、同定の決め手は銀紋の模様で判断するしかありません。

成虫は6~8月頃に発生、南方系の蝶ですので夏から秋にかけて北上し、秋口頃まで活動を続けますので、これから良く見かける蝶のひとつです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(345)マツバギクの花に【ヤマトシジミ】(18)

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【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】の幼虫の食草は 「カタバミ」 に限られていますので、都会の空き地や路傍でも繁殖していますので、街中でもよく見かける蝶の代表格です。

野草が生い茂った空き地などで見かけましても、花がないと吸い蜜行為を行いませんので、諦めて通り過ぎてしまいます。

今回は、 「マツバギク」 の花が数輪咲いている場所でしたので、じっと佇んで機会を待ちました。狙い通りに、やや開き切った花にとまり<口吻>を伸ばして吸い蜜を始めましたので、近寄って無事に撮影が出来ました。

数多い登場ですが、ヒラヒラと小さな翅で飛んでいる姿はけなげな感じで、かわいい蝶です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(344)スイレンの花に【ハナムグリ】

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名前の通り、花の中心部に潜るようにして花粉や蜜を食べている【ハナムグリ(花潜)】です。
桃色の 「スイレン」 の花の中で、オシベを踏み倒しながらのお食事光景でした。
春から秋にかけて各種の花に飛来して、花の受粉に貢献している昆虫のひとつです。

コウチュウ目(甲虫目)コガネムシ科ハナムグリ属に分類されています。

背面はきれいな金属光沢の緑色をしており、白色の斑紋が散在、体長は20ミリほどで、昼行性で昼間に活発に活動をしています。

多くのコウチュウ目の昆虫のように鞘翅(前翅)を広げずに内側に倒し、腹部との間に隙間を作り、そこから後翅を広げます。
これによって他の甲虫に比べて素早い飛翔が可能となる、機敏性を備えています。
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ファルコン昆虫記(343)成熟したオス【シオカラトンボ】(2)

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ファルコン昆虫記(343)成熟...
成熟したオスは非常に縄張り意識が強く、他のトンボが近付いてきますと、追いかけて追い出そうとします。
草の葉先などや水辺にとまり、警戒を怠りません。

【シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)】は、トンボ目(蜻蛉目)トンボ科シオカラトンボ属に分類される、体長55ミリ前後の中型のトンボです。

幼体 は黄色と黒色の斑紋が散在していますが、オスは成熟するにつれて体全体が黒色と、胸部から腹部にかけて灰白色の粉で覆われ、この粉を<塩>に見立てて名前が付けられています。

同じシオカラトンボ属には、 「シオヤトンボ」 がいますが、腹部の先端の黒色部分が短く、【シオカラトンボ】は腹部の約三分の一が黒色をしています。
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