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- ファルコン昆虫記(356)イヌビユの葉の上に【シロオビノメイガ】(2)
翅を広げた開張でも20ミリ前後の小さな「蛾」ですので、草むらなどの葉にとまっていますと、つい見逃してしまいます。
チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の昆虫で、人家周辺でも見受けられる普通種で、年に5~6回の発生、成虫は6月ごろから現れ、11月頃まで活動をしています。
【シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)】は名称通り、濃褐色に白い帯が横に入った模様ですので、見ればすぐに分かります。
成虫は花の蜜を餌としていますが、幼虫は草食性で「ホウレンソウ」・「ホウキグサ」・「アカザ」・「ケイトウ」・「ダリア」等幅広い食性を持っています。
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