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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#ペット」の検索結果811件

ファルコン昆虫記(672)レモンの葉の上に【アメリカミズアブ】(3)

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ファルコン昆虫記(672)レモ...
朝の水まきのあとでしょうか、水滴に濡れたレモンの葉の上に、ハエ目(双翅目)ミズアブ科の【アメリカミズアブ(亜米利加水虻)】を見つけました。

名称通り北・中部アメリカに分布、日本には1950年ごろに米軍の荷物と共に沖縄に入り、その後日本に分布した帰化昆虫です。

体長15~20ミリ程度、黒色の体色でやや細長く、触角はリボン状で第3節が扁平で大きく、複眼には波状の模様が見られ、脚は黒・白のまだら模様です。

なかなか精悍な姿をしていますが、アメリカにおいては「Black Soldier fly」(黒い兵士の蠅」と呼ばれています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(670)食事中です【オンブバッタ】(8)

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ファルコン昆虫記(670)食事...
【オンブバッタ(負飛蝗)】の食草として「カナムグラ」や「カラムシ」があり、いま葉の上にいますがこの葉も好物の「クズ」なのですが、なぜかそばに伸びてきている「西洋ヨモギ」の新芽をおいしそうに食べていました。

バッタ目(直翅目)オンブバッタ科オンブバッタ属に分類され、<オス>は体長20~25ミリですが、<メス>は40ミリを超える大きさで、写真は<メス>です。

草丈の低い草地を好み、畑や人家の庭先などにも生息、花壇や鉢植えの「インパチェンス」・「サルビア」・「ベゴニア」・「ホウセンカ」・「キク」などの園芸植物も好んで食べるようです。

もともと動きの速いバッタではなく、近づいてみますと左側の触角がないのが分かりましたが、モグモグと食事を続けておりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(670)金鶏草の花に【ヤマトシジミ】(29)

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ファルコン昆虫記(670)金鶏...
良く見かける【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】ですが、今年は念願の 「シルビアシジミ」 を撮影できて喜んでいます。

「シルビアシジミ」は絶滅危惧種傾向のある貴重な種だけに、これからも観察できればいいのですが、今回「金鶏草」で吸い蜜行為をしていたのは【ヤマトシジミ】でした。

春から秋にかけて年4~5回発生しますので、遭遇する機会は多い部類に入りますが、それでも画面に納めることができますと、昆虫好きとしては嬉しくなってしまいます。

良く似た翅模様を持つ「ツバメシジミ」や「ルリシジミ」の採集を期待しながら、黒点模様の配置の違いに目を光らせています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(669)同定できない〈迷宮の蛾〉(13)

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ファルコン昆虫記(669)同定...
灯りをつけて読書している電気スタンドの首に、体長7ミリほどの<蛾>がとまりました。

翅の端部に茶褐色の点が並び、翅表の斑模様も見て取れますのでさっそく調べてみたのですが、同定できませんでした。
体形的に「ヤガ科」の雰囲気なのですが、近似する姿の特定までには至りませんでした。

チョウ目(鱗翅目)には127科、165000種の<蝶>と<蛾>の仲間がいます。
日本に分布している種の数は少なくなるとはいえ、すべてを網羅する図鑑もなく、特に小さな<蛾>に関しては資料が少ないように感じています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(668)【ツマグロヒョウモン】(6)の幼虫

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ファルコン昆虫記(668)【ツ... < オスの成虫、クリックすると... < オスの成虫、クリックすると大きくなります >
<メス>の前翅先端部(褄部)が黒色で、斜めの白い帯が特徴的なチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモン族の【ツマグロヒョウモン】です。

今年はなぜかチョウ目の幼虫(イモムシ・毛虫)類との遭遇がなく、なぜかなと不思議に感じているのですが、ようやく【ツマグロヒョウモン】の終齢幼虫とご対面です。

体長30ミリ程度、背に一本の赤い筋が縦に走り、体表には分岐する棘状の突起が各節に6本ずつあり、特記は前半部では黒く、後半のモノは根元が赤く先が黒くなっています。
かなり刺激的な色合いあですが、突起で刺すこともありませんし毒もありません。

この後は完全変態の昆虫として <蛹> となりますが、尾部でぶら下がる形をとります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(667)薄緑色の翅【サザナミシロアオシャク】

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< クリックすると、大きくなり... < クリックすると、大きくなります >
珍しい「蛾」を見つけました。
本来の分布は九州から以南、屋久島やトカラ列島、奄美大島・徳之島などで、四国でも一部確認されているようですが、神戸で確認ができました。

チョウ目(鱗翅目)シャクガ科アオシャク亜科の「蛾」で、アオシャク亜科としては日本では約70種ほど確認されていますが、大部分の種が翅の表面がきれいな緑色で、「アオシャク(青尺蛾)」という語尾で統一されています。

開張30ミリほど、触角が隠れていて見えてませんが、櫛歯状ですと<オス>で、糸状ですと<メス>です。

翅の色は「葉」の擬態色だと考えられ、その名の通り、薄緑色のきれいな翅に細かいさざ波模様が入っています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(666)エノコログサの葉に【ウズラカメムシ】(3)

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ファルコン昆虫記(666)エノ...
以前に見かけた 幼虫 ではないでしょうが、体長10ミリほどの【ウズラカメムシ】を、空き地の「エノコログサ」の葉の上で見つけました。

イネ科の液汁を餌とし、「ススキ」・「カニツリグサ」・「カモジグサ」・「チガヤ」などにたむろしています。

暗褐色で淡い黄褐色の縦縞模様が鳥の「鶉」に似ていることからの名称で、頭は尖り触角は赤色、お尻の部分が水平に切られたような形をしています。

成虫で草の根元などで越冬、4月~10月頃が活動期です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(665)仲良きことは(20)【ホシヒロハラビロヘリカメムシ】

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ファルコン昆虫記(665)仲良...
マメ科の「クズ」は、さまざまな昆虫が集まるようで、液汁を吸う<カメムシ>の仲間も大好物で、特に匂いのきつい 「マルカメムシ」 が群生しています。

今回は「クズ」のツルの部分に、仲良く2匹の【ホシヒロハラビロヘリカメムシ】がいました。
本種は雌雄同型で、異性同士か同性同士かは外観からではわかりませんが、くさい仲には変わりがありません。

背面中央部あたりに黒い点が1個ずつ左右にありますので、種を同定するのは容易です。

幼虫の体色は黄緑色をしていて、小さな黒点が2個並んだ模様が、成虫とは反対に背面に上下に並んでいます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(664)オスの【クマゼミ】(7)

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ファルコン昆虫記(664)オス...
体長は40~45ミリ、雌雄に大きな差はありませんが、<メス>は尾端(生殖器)が産卵するときに木に穴を開けるために大きく発達しています。翅を広げると115~120ミリで、国内固有種としては最大の大きさです。

翅は左右に2枚ずつあり、翅を閉じますと後翅のほうが小さいために前翅に隠れて見えなくなり、このことにより昆虫の進化の過程で【クマゼミ】は進んだグループに属していることがわかります。

頭部の特徴として幅広で、細長い棒状の口器と大きな複眼が見て取れますが、中心部に単眼が3個あるのは、よほどの昆虫好きでないと知らないのではないでしょうか。

【クマゼミ】は木につかまり生活していますので、脚には棘があり、すべての脚先には爪を持ち、その先は2つに分かれて引っかかりやすい構造をしています。

【クマゼミ】とわずかな時間のご対面でしたが、色々と確認ができるものです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(663)膝にとまる【アオバハゴロモ】(3)

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先だっては 「ホシヒロハラビロヘリカメムシ」 が膝の上にとまりましたが、今回もヒラヒラと飛んできて、右足の膝あたりにとまりました【アオバハゴロモ】です。

全長10ミリほどのかわいい昆虫ですが、体長は6~7ミリほどしかなく、透けた翅から胴体が見て取れるとおもいます。
淡い緑色の翅の色や赤茶色の縁取りがきれいな昆虫で、触角は短く目立ちません。

カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の昆虫で、ミカン類やクワ・チャなどの木の樹液を吸っている液汁性です。

幼虫は白い綿状のロウ物質で覆われ、尾端は房状になり、学名で「Geisha(芸者)」と呼ばれる成虫とは、かけ離れた姿をしています。
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