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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(692)警戒中です【オオシオカラトンボ】(4)

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ファルコン昆虫記(692)警戒...
縄張り意識の強い<オス>の【オオシオカラトンボ】が、水生植物の「ウォーターバコパ」の葉の上にとまり、周囲を警戒していました。

昨日は、未成熟の 「シオカラトンボ」の<オス> を紹介しましたが、胸部から下の腹部は急に細くなるのに対して、本種は尾の先端までほぼ同じ太さで貫禄があります。

<メス> は、地域によって特異な腹部の模様を持ち、<本土型・琉球列島型・八重山型>の3種に分類されています。

「シオカラトンボ」と本種の見分け方は、複眼の色( シオカラトンボ は水色)で見分けるのが簡単ですが、腹部先の黒色の部分が 「シカラトンボ」 では長くて、本種は黒色の部分が短いです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(691)未成熟の雄【シオカラトンボ】(4)

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【シオカラトンボ】は体長50~55ミリほどの中型のトンボで、日本全土に生息、中国・韓国・台湾等に分布しています。

雌雄の大きさはあまり変わりませんが、成熟した成体のオス・メスの体色は著しく変わり、メスと未成熟のオスの腹部は黄色に小さな黒い斑紋が散らばり、別名「ムギワラトンボ」とも呼ばれています。

写真は未成熟のオスで、成熟するにつれて体全体が黒くなり、胸部から腹部にかけて灰白色の粉で覆われ、この粉を「塩」に見立てたのが名称に由来です。

複眼が「水色」が オス で、メスは「緑色」をしており、「オオシオカラトンボ」 の複眼は黒褐色ですので、やや大きめの体形だけではなく同定する一つの手がかりになります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(690)同定できない〈迷宮の蛾〉(15)

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ファルコン昆虫記(690)同定...
バルコニーの網戸に、小さな昆虫がとまっているのを目にしました。
どうやら<蛾>のようですが、表から撮影するためには網戸を開けなければいけませんが、振動で飛び立つ昆虫も多く、忸怩する場面が多々ありました。

今回も用心してソロリと開けましたが、幸いなことに飛び立つことなく止まっていてくれたようで、名もなき<蛾>さんに感謝です。

全長は7ミリ(網目一目が1ミリ)と小さな<蛾>ですが、なんといっても触角が長く、チョウ目(鱗翅目)ヒゲナガガ科までの同定は出来ますが、手元の資料で種までの同定はできませんでした。

<メス>の触角は短いのですが、この<オス>の触角は体長の3倍ほどもあり、ヒゲナガガ科の名前に負けていません。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(689)【ヒメクダマキモドキ】の終齢幼虫

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ファルコン昆虫記(689)【ヒ...
川沿いにある手摺の欄干の上を、のっとりと歩く終齢幼虫の【ヒメクダマキモドキ】を見つけました。

もともとは南方系の昆虫ですが、温暖化の影響で兵庫県や大阪府・奈良県に分布を拡げつつあるようです。

「クダマキ」とは「クツワムシ」の別名で、地方によっては「ウマオイ」や「ヤブキリ」を指すこともありますが、どちらにしても似ていない(=モドキ)で、「クダマキモドキ」=「クツワムシに似ていない」という意味です。

まだ翅が完全ではないようですが、尾端にある産卵管を覆い隠すまで長く伸び<メス>の成虫の体形になっていきます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(688)フヨウの葉の上に【ナナホシテントウ】(15)

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ファルコン昆虫記(688)フヨ...
かわいい【ナナホシテントウ】の登場も15回目になりましたが、 幼虫 も含めていますので、成虫自体の登場は10回目です。

成虫としては<2011年:1回>、<2012年:3回> ・ <2013年:3回>をピークとして、<2014年:1回>、そして今年は2回目です。

良く見かけるような感じがしていましたが記録は正直で、ここ最近は年に1~2回だけの遭遇しかなく、少ない回数に驚きました。

気候の変化、農薬散布等の影響が微妙に影響していると思いますが、絵本などで子供たちに馴染のある昆虫だけに、目にとまる機会が少ないのは寂しい限りです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(687)網戸にとまる(32)【クサギカメムシ】(2)

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ファルコン昆虫記(687)網戸...
小さな羽音を耳にして、バルコニーの網戸を見ますと小さな昆虫がとまっていました。
裏側から見てすぐに「カメムシ」だとわかる体形で、そろりと網戸を開けてストロボ撮影です。

和名は 「クサギ(臭木)」 の木によくいるということに由来しているようですが、多食性で幅広い植物についており、果樹などの農業害虫として古くから知られています。

網目(一目1ミリ)から測定しますと体長16ミリ、体色は全身が暗褐色ですが明暗は個体差があり、わずかに斑模様が入り一面に細やかな黄褐色の斑点があり、前胸部の前縁に四つの小さな白い斑点が横に並んでいます。

6月下旬から7月下旬にかけて孵化し、5齢幼虫 を経て8月頃から成虫が活動しますが、その年には繁殖行為を行わずに越冬します。
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ファルコン昆虫記(686)よく動き回る<ゴミムシ>(4)

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ファルコン昆虫記(686)よく...
一目見て、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科の昆虫だと判断、頭部・胸部の形状から「オサムシ」類ではなく、<ゴミムシ>の一種だと分かりますが、世界中には4万種、日本では約1600種が分類されているようで、特定の種まで同定できませんでした。

名称に「ゴミ」とありますが、獲物となる小昆虫の多いゴミダメによくたむろしているところから付けられています。

<ゴミムシ>には様々な形態や生態がみられますが、一般的には扁平な体に顎が発達した咬む口と、糸状の触角をもっています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(685)同定できない(51)<シャクトリムシ>

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なんとも悩ましい 「テントウムシ」 を見かけた「フヨウ(芙蓉)」の葉を、まだいるかなと再確認しましたら、一匹の<シャクトリムシ(尺取虫)>を見つけました。

<シャクトリムシ>は主として「シャクガ科」の「蛾」の幼虫で、くねくねと体を逆U字型に曲げながら歩行します。

一般的に「シャクガ科」の幼虫は毛や針がなく、いわゆるイモムシ型なのですが、本種は珍しく毛で覆われていますので、すぐに成虫の名がわかるかなと思いましたが、これまた同定できませんでした。

通常の幼虫は胸部に3対の脚があり、腹部に5対の疣足がありますが、「シャクガ科」の幼虫である<シャクトリムシ>は、腹部の疣足が後方の2対を残して退化しています。

追記:その後チョウ目ヤガ科アオイガ亜科の 「フタトリガリコヤガ」 の幼虫だと判明しました。
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ファルコン昆虫記(684)仲良きことは(22)【マルカメムシ】(4)

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マメ科 クズ属の「クズ」を見かけますとつい葉や茎に目が行き、何がしかの「カメムシ」がいないかと観察してしまいますが、一匹の成虫と三匹の幼虫が仲良くたむろしている【マルカメムシ(丸亀虫)】を見つけました。

本種が分類されているカメムシ目の昆虫は、日本では850種を超えており、いかにも「カメムシ」といったものから、「アメンボ」 や「タガメ」、「セミ」類や「アブラムシ」などを含んでいます。

「カメムシ」は危機を感じたときに発する臭気でよく知られていますが、鳥やカマキリの捕食性の昆虫にはこの臭気は効果が無く、天敵から身を守る役割を果たしていません。

異性を誘引するフェロモンとしてか、縄張りを示す効果があるのか、また仲間に警戒を促すアラームとしての役割などが考えられていますが、どれもまだ仮説の段階です。
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ファルコン昆虫記(683)レモンの葉に【クロアゲハ】の幼虫(5)

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暑いこの時期、「アゲハ」類の幼虫を見かけますと、餌となる柔らかい新芽が少なく心配ですが、なんとか 「終齢(5齢)幼虫」 手前まで大きくなった 【クロアゲハ】 の「4齢幼虫」を、「レモン」の葉の上に見つけました。

「アゲハ」類の幼虫は、「頭部」のように思える大きな部分は「胸部」で、「頭部」はいつも「胸部」の中に入っています。
頭部の左右に6個ずつの目を持っていますが、おそらく明るさ程度しか判断できない構造ではないでしょうか。

威嚇のために二股に分かれた濃い桃色の<臭角>を出すことがありますが、「ナミアゲハ」の<臭角>は黄緑色ですし、また【クロアゲハ】の幼虫は体表が濡れているような艶があります。

写真でもわかるように、【クロアゲハ】の尾端には体表を覆うように全体に白色をしていますが、「ナミアゲハ」 は左右に白く全体を覆いませんので区別ができます。
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