縄張り意識の強い<オス>の【オオシオカラトンボ】が、水生植物の「ウォーターバコパ」の葉の上にとまり、周囲を警戒していました。
昨日は、未成熟の
「シオカラトンボ」の<オス> を紹介しましたが、胸部から下の腹部は急に細くなるのに対して、本種は尾の先端までほぼ同じ太さで貫禄があります。
<メス> は、地域によって特異な腹部の模様を持ち、<本土型・琉球列島型・八重山型>の3種に分類されています。
「シオカラトンボ」と本種の見分け方は、複眼の色(
シオカラトンボ は水色)で見分けるのが簡単ですが、腹部先の黒色の部分が 「シカラトンボ」 では長くて、本種は黒色の部分が短いです。