ファルコン昆虫記(689)【ヒメクダマキモドキ】の終齢幼虫
8月
26日
もともとは南方系の昆虫ですが、温暖化の影響で兵庫県や大阪府・奈良県に分布を拡げつつあるようです。
「クダマキ」とは「クツワムシ」の別名で、地方によっては「ウマオイ」や「ヤブキリ」を指すこともありますが、どちらにしても似ていない(=モドキ)で、「クダマキモドキ」=「クツワムシに似ていない」という意味です。
まだ翅が完全ではないようですが、尾端にある産卵管を覆い隠すまで長く伸び<メス>の成虫の体形になっていきます。