本書『夕映え天使』は、2008年12月に新潮社より単行本が刊行され、2011年7月に文庫本が発売され、表題作『夕映え天使』を始めとする人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる6編からなる短編小説集です。
東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性「鈴木純子」が現れますが、半年ほどで突然姿を消してしまいます。そんなある日、長野県の軽井沢署から、身元不明の女性の遺体から、「昭和軒」のマッチ箱が発見され、連絡が入ります。なぜうらびれた中華料理店に住み込みで働かなければならなかったのかの『夕映え天使』。
親の離婚で祖父の家で暮らすことになった少年が幼くして「さよなら」ばかりの「わかれ」を経験する『切符』
昭和39年の高度成長期から37年を務めた会社を定年退職する日の「高橋部長」の会社での「特別な日」を描いた回想録かと読者に思わせながら、実に壮大なSF作品の導入部だった『特別な一日』
女房・子供に逃げられ、大きな手柄もなく定年前の休暇として東北地方へ一人旅に出た老警官「米田」は、ふと入った喫茶店で、妻を殺した時効1週間前の指名手配犯のマスターと遭遇、大手柄を夢見る『琥珀』
高台に建つ大豪邸の少女と、下町に住む男子高校生二人の人生の交錯を描いた『丘の上の白い家』
著者自らの自衛隊時代の富士山麓の樹海での演習を元に描いた『樹海の人』など、人生の不可解な出会い・すれ違いを切り取り、「もののあわれ・せつなさ」を味あわせてくれる短編集でした。
大ヒット作の35年ぶり続編『トップガン マーヴェリック』の公開も控える<ヴァル・キルマー>(60)と、『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』などアクション映画で活躍する<ルーク・ゴス>(51)が共演し、麻薬組織の資金を狙う強奪犯と保安官が迫力の銃撃戦を繰り広げるさまを描いたクライムアクション『デッドヒート』が、2020年10月2日より全国で公開されます。
仮釈放中の「ダミアン」は、5年前に消えた35億円相当の麻薬資金を強奪するため昔の仲間と手を組み、麻薬カルテルに追われながらも計画を練っていきます。一方、「ダミアン」逮捕の際に捜査の不手際で免職処分を受けた保安官の「タッカー」は、燃え尽きたような生活を送っていました。
そんな折、「ダミアン」が強奪計画を企てていることを知った「タッカー」は、再び「ダミアン」を捕らえるために立ち上がります。因縁の2人は、巨額の資金をめぐる麻薬カルテルとの激しい戦いの渦中に飛び込んでいきます。
監督は、<ルーク・ゴス>主演の『タイムリミットー72』(2015年) ・ 『デス・クルー』(2015年)などのアクション作品を手がけてきた<クリスチャン・セスマ>がつとめています。<ヴァル・キルマー>の娘<メルセデス・キルマー>も出演しています。
エースコックは、「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」(220円・税別)を、2020年9月28日に発売します。
1961年〈昭和36年〉 創業、東京・池袋の老舗ラーメン店 「大勝軒」 が監修しています。創業時から同店で提供されてきた「中華そば」を、ワンタン入りカップめんで再現しました。
「量もおいしさのうち」という同店の信念に基づき、めん80グラムの大盛り仕様にワンタンをトッピングしています。創業者の<山岸一雄>氏から絶えず受け継がれてきた、同店ならではの「こころ」と「歴史」が感じられるカップめんだといいます。
店の味わいをイメージしたポークベースのスープは、カツオやサバの風味をきかせた。調味油を後入れすることで、鶏と豚の濃厚なコクと旨みが楽しめ、満足感ある1杯に仕上がるとか。かやくは<ワンタン・なると・ねぎ・メンマ>です。
NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜後8:00総合ほか)で、主人公「明智光秀」(長谷川博己)の正室「熙子」(木村文乃)の第1子となる長女「お岸」役で出演するのが<白鳥玉季>(10)です。
<白鳥玉季>は、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年)で、<坂口健太郎>演じる「星野武蔵」の娘「青葉」役でドラマデビューし、放送中の連続テレビ小説『エール』にも主人公「古山裕一」(子ども時代は石田星空)の小学校の同級生「とみ」役で出演しています。日曜劇場 『テセウスの船』 (2020年1月~・TBS)でも大人顔負けの演技を見せて話題になっていました。
映画でもそうそうたる俳優たちと堂々共演。映画 『永い言い訳』 (2016年・監督: 西川 美和)では『麒麟がくる』の「斎藤道三」を演じた<本木雅弘>と、 『ステップ』 (2020年4月・監督:飯塚健)では<山田孝之>と父娘を演じ、 『mellow』 (2020年1月・監督:今泉力哉)では「田中圭」と共演しています。 『酔うと化け物になる父がつらい』 (2020年3月・監督:片桐健滋)では、<渋川清彦>演じる酔っぱらった父親に振り回される主人公(松本穂香)の幼少期を巧みに演じています。
各方面から引っ張りだこの<白鳥玉季>が、ついに大河ドラマにも初出演をしています。
大相撲秋場所千秋楽 (27日、両国国技館)関脇<正代>(28)が新入幕の翔猿(28)を引き落としで下し、13勝2敗で熊本県出身初の優勝を飾っています。時津風部屋では昭和38年名古屋場所の<北葉山>以来、57年ぶりの快挙となりました。
故郷の熊本県は第8代横綱<不知火諾右衛門>、第11代横綱不<知火光右衛門>と2人の横綱を輩出しています。2人は優勝相当の成績を残していますが、優勝制度が制定されたのは明治42年。<正代>が熊本県民初の悲願を達成しています。
昇進の目安は三役で直前3場所合計33勝とされています。<正代>は関脇で8勝、11勝、13勝で合計32勝としています。<白鵬>、<鶴竜>の休場により2場所連続で横綱との対戦はありませんが2大関を連破しており、徴集された審判部の議論が注目されるところです。最近では<稀勢の里>、<豪栄道>、<朝乃山>が32勝で大関になっています。
歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第36弾『シネマ歌舞伎 三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』が、2020年10月2日より全国で公開されます。
<みなもと太郎>の人気歴史漫画『風雲児たち』(初出1979年7月・『月刊少年ワールド』潮出版社刊)を2006年の『パルコ歌舞伎 決闘!高田馬場』以来の歌舞伎作品となる<三谷幸喜>の作・演出により2019年6月に歌舞伎座で上演された舞台が、スクリーン上映となります。
鎖国により海外との交流が厳しく制限された江戸時代後期。伊勢の大黒屋の息子「光太夫」は、商船・神昌丸の船頭として江戸へと向かいます。しかし、その途中で激しい嵐に見舞われ、帆が折れた神昌丸は大海原を漂流することとなります。
『パルコ歌舞伎 決闘!高田馬場』にも出演した<松本幸四郎>、<市川猿之助>のほか、<片岡愛之助>、<尾上松也>、<松本白鸚>、<八嶋智人>らが顔をそろえています。
本日お茶菓子としていただいたのは、創業1934年の濃いコーヒーで有名な喫茶店を経営する「丸福商店」(大阪市中央区千日前1-9-1)の「珈琲プリン」です。製造は「ルナ物産」(松山市南高井町1577)となっていました。
お皿にひっくり返して映して食べるべきか迷いましたが、カップのままいただきました。途中、真ん中あたりで<カラメルシロップ>が出てきたのには、驚きましたが、一番底にあるよりは、かっぷのままでたべるには、プリンとよく絡まっていいように思えました。
「丸福」のコーヒーをたっぷり練り込み、クリーミーに仕上下られた口溶けでした。ほど良い甘さの中に、濃いコーヒー専門店ならではの珈琲味の風味で、(188キロカロリー)おいしくいただきました。
「金沢21世紀美術館」や「ルーブル美術館ランス別館」などを手がけ、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した世界的建築家<妹島和世>が、大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎を設計・建築する様子を追ったドキュメンタリー『建築と時間と妹島和世』が、2020年10月3日より全国で公開されます。
アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させ、これまでになかった研究と教育を行う大阪芸術大学アートサイエンス学科。その新校舎に<妹島和世>が込めた思いは、誰もが立ち寄れる見晴らしの良い丘の上の「公園のような建物」でした。その構想から完成までの3年6カ月を記録し、1人の建築家がひとつの建築に向き合う姿を鮮明に描き出しています。
1990年代から<妹島>建築を撮影してきた写真家の<ホンマタカシ>が監督・撮影を手がけています。
2003年公開の『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー脚本賞を受賞した<ソフィア・コッポラ>(49)が監督を務めた『オン・ザ・ロック』が、2020年10月2日より全国で公開されます。
A24が製作に携わった本作は、結婚生活に疑念を抱いたニューヨークに暮らす女性と、稀代のプレイボーイである父親の姿を描いたコメディ映画です。『セレステ∞ジェシー』 (2012年・監督:リー・トランド・クリーガー )の<ラシダ・ジョーンズ>(44)が夫の不貞を疑う娘「ローラ」、<ビル・マーレイ>70)が男女の問題に精通している父親の「フェリックス」を演じています。
<ソフィア・コッポラ>が監督した『ロスト・イン・トランスレーション』で控えめな俳優「ボブ」を演じた、ビル・マーレイ>ですが、本作では、向こう見ずで自分らしく人生を楽しんでいる「フェリックス」役を務めています。
<ソフィア・コッポラ>は本作の企画を進める中で、「フェリックス」役には、<ビル・マーレイ>しかいないと思っていましたが、ある時点では「ロスト・イン・トランスレーション」を超えなければいけない重圧に屈しそうになったといいます。「あの作品のビルがとても人気だったから、それを壊したくなかった。でも、あれからずいぶん経っていろいろなことが変わったから、また一緒に仕事ができたら楽しいだろうなと思うようになった」と語っています。
俳優の<竹内結子>さん(40)が27日、東京都渋谷区の自宅マンションで首をつった状態で同居する夫で俳優の<中林大樹>さん(35)が発見、搬送先の病院で死亡が確認されています。遺書は見つかっていませんが、警視庁は自殺とみています。
<竹内結子>さんは1980年〈昭和55年〉4月1日、埼玉県生まれ。1996年(平成8年)、<堂本光一>主演のテレビドラマ 『新・木曜の怪談 Cyborg』(フジテレビ)での快活なヒロイン役女子高生としての全話出演で女優デビューしました。 NHKの連続テレビ小説『あすか』(1999年後期)や『白い影』(2001年TBS系)、『ランチの女王』(2002年フジテレビ系)、大河ドラマ『真田丸』(2016年)など多数のドラマに出演しています。
映画では、『黄泉がえり』(監督: 塩田 明彦・2003年)、『春の雪』(監督: 行定 勲・2005年)では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しています。昨年公開された映画 『長いお別れ』 では、認知症でゆっくり記憶を失っていく父(山崎努)の長女「麻理」役という、物語の中心となる難しい役柄を演じ、現在、公開中の映画 『コンフィデンスマンJPプリンセス編』 にも出演、香港の大財閥総帥で「氷姫」と呼ばれる「ラン・リウ」になりきる詐欺師「スタア」に扮していました。
<竹内結子>さんは、2005年に歌舞伎俳優の<中村獅童>(48)と結婚。同年に長男を出産し、2008年に離婚しています。その後、昨年2月に俳優の<中林大樹>と再婚。今年1月下旬に都内の病院で第2子男児を出産しています。
ここ最近、なぜか俳優さんの自死が目立つようで、最近では <三浦春馬>さん(2020年7月18日)、<藤木孝>さん(2020年9月20日 )や<芦名星>さん(2020年9月14日)など、残念な訃報が続いています。
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