南軍司令官「リー将軍の像」を撤去@バージニア州
6月
5日
州議会の共和党議員は「歴史を文脈の中で捉えようとせず、消し去る試みは必ず失敗する。文化遺産の破壊」と決定に反発しています。
<ノーサム>知事は、白人警官による黒人男性暴行死を受けて拡大する抗議デモに触れ、「今こそバージニアが歴史から正しく学び、範を示すべき時だ」と強調。「南北戦争が邪悪な奴隷制のためでなく、州の権利のための戦いであったかのようなうその歴史を教えてはならない」と訴えています。
「リー将軍の像」は、南北戦争中に南側の首都が置かれたリッチモンドの中心部にあります。周辺ではここ数日、黒人差別への抗議集会が開かれ、像の台座には「黒人の命こそ重要だ」などのスローガンや落書きが書かれています。