< (画像:グランシップトレインフェスタ公式サイト) >
2018年5月19日(土)と20日(日)、静岡県文化財団と静岡県主催のもと、日本最大級という鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ2018」が開催されます。
入場料は無料。会場は、静岡駅からJR東海道本線で1駅の東静岡駅が最寄りの、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」(静岡市駿河区東静岡二丁目)です。
1階大ホール・海は、数千両の各種ゲージ車両が走る鉄道模型コーナーが展開。2回、3階席からの眺めも圧巻です。
鉄道模型コーナーやミニSL車会など様々な鉄道イベントが開催され、グランシップ全館が鉄道一色となるイベントです。大ホールを中心に数千両の鉄道模型がデモ走行する他、鉄道制服撮影などの各種体験コーナー、名物駅弁の販売、県内の鉄道会社によるオリジナルグッズの販売など見逃せない催しが目白押し。
また、「ふじのくに鉄道トーク」では、ホリプロアナウンサー<久野知美>とマネージャーの<南田裕介>が県内の鉄道の魅力を熱く語ります。
尼崎市東大物町。大物公園にて、「デコイチ」の愛称で親しまれているD51形蒸気機関車の 「D518] の一般公開が先月15日(日)から始まり、11月までの第3日曜日に内部見学ができます。
同公園にあるのは、1936年に製造され、1973年に旧国鉄から貸与された蒸気機関車です。同年6月9日から一般航海されていますが、普段は保全用の金網で囲われているのですが、毎年春から秋にかけて一般公開されています。
来る5月20日が、今月の第3日曜日に当たりますので、散歩がてらに見学はいかがでしょうか。
2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨で一部区間が不通となっているJR只見線について、JR東日本は6月15日、不通区間の会津川口~只見駅間(27.6キロ)の復旧工事に着手するとはっぴょうしています。橋梁(きょうりょう)の復旧をはじめ軌道や信号通信などの復旧工事を進め、21年度中の完成を目指します。
只見線復旧を巡っては、県とJR東日本が昨年6月、県が鉄道や駅舎など鉄道施設を保有、JRが車両を運行する「上下分離方式」による鉄道復旧に向けた基本合意書と覚書を締結しました。
調査や設計を経て工事に着手することになりました。今月中旬から除草などの準備工事に入ります。復旧費用は総額約81億円で、JRは3分の1に当たる約27億円、県と会津17市町村が残りの約54億円を負担する。運行が始まれば線路の保守など維持管理費の一部も負担することになります。
JR東日本などは6月15日午前11時から、金山町大塩の只見川橋梁近くで起工式を行う予定です。
<「青の交響曲(シンフォニー)」(画像:近畿日本鉄道) >
近畿日本鉄道(近鉄)は5月15日(火)、軌間可変電車(フリーゲージトレイン=FGT)の開発を推進すると発表しています。京都~橿原神宮前~吉野間などでの直通列車の運行を目指します。
FGTは、車軸に取り付けられた車輪を左右にスライドさせることで、2本のレール幅(軌間)が異なる路線でも直通できる車両です。近鉄は軌間の異なる路線を複数運営しており、大阪線や京都線、橿原線などは新幹線と同じ1435mmの標準軌ですが、南大阪線や吉野線などはJR在来線と同じ1067mmの狭軌となっています。
近鉄は大阪阿部野橋~吉野間で観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」を運転するなど、世界遺産に認定された吉野山への観光輸送を強化してきましたが、京都~吉野間を京都線、橿原線、吉野線経由で直通する列車は運転されていません。これは京都線と橿原線の軌間が標準軌であるのに対し、吉野線は狭軌のため。橿原線と吉野線が接続している橿原神宮前駅で列車を乗り換える必要があります。
FGTが実用化した場合、京都~吉野間での直通運転が可能になります。さらに近鉄は「当社の特急ネットワークの全路線において直通運転が可能になります」「大阪・京都・奈良・名古屋・伊勢志摩・吉野などの各観光拠点が直通運転でつながることで、大きな荷物を持つインバウンドの乗客をはじめ、快適かつ便利に鉄道の旅が楽しめる」とし、ほかの区間でも直通運転を行う可能性を示唆しています。
< 「あそぼーい!」(画像:JR九州公式サイト) >
JR九州は2018年5月15日(火)、特急「あそぼーい!」を筑肥線で臨時運行すると発表しました。
沿線自治体からの要望と、JR九州の意向が一致して実現。糸島市、唐津市協力のもと、6月27日(水)に、(唐津~筑前前原)間を1往復します。乗車には、旅行商品の購入が必要です。コースは2種類。概要は次の通りです。「あそぼーい!」が筑肥線で運行されるのは今回が初めてになります。
●唐津駅発コース ・時刻:唐津10時32分ごろ発→筑前前原11時42分ごろ着 ・発売箇所:唐津駅
●筑前前原駅発コース ・時刻:筑前前原14時40分ごろ発→唐津15時30分ごろ着 ・発売箇所:筑前前原駅
両コースそれぞれ、募集人員は105人、旅行代金は大人1600円、小学生800円です。代金には乗車券、指定席特急券、オリジナル記念乗車証、ドリンクが含まれます。なお、パノラマシートや親子用座席「白いくろちゃんシート」を利用する場合は、210円が加算されます。
発売は5月17日(木)午前10時から6月17日(日)17時まで。予約や代金支払いは各コース発売箇所の駅窓口のみです。往復利用の場合は、唐津か筑前前原のいずれかの駅で申し込めます。6月17日(日)の時点で両コースともに最少催行人員の70人に満たない場合は、運行が取り止めになります。
車両はキハ183系ディーゼルカー1000番第4両編成。内装デザインは豪華寝台列車 「ななつ星in九州」 などを手掛けた工業デザイナーの<水戸岡鋭治>さんが担当しています。全車普通車指定席で、前面展望が楽しめる「パノラマシート」のほか、3号車のファミリー車両にはキャラクター犬「くろちゃん」がデザインされた座席「白いくろちゃんシート」や遊び場、図書室が設置されているなど、「楽しい仕掛けがいっぱい」(JR九州)の列車です。
1889(明治22)年の5月14日。大阪鉄道の湊町駅が開業しています。
湊町~柏原間の開業に伴うもので、現在ではJR西日本の関西本線(大和路線:京都府木津川市の加茂駅から大阪府大阪市浪速区のJR難波駅)にあたります。
また当時の湊町駅は、現在のJR難波駅です。1994(平成6)年9月4日に関西空港が開港し、関空快速の運行が始まったのに合わせ、「湊町」から「JR難波」へ名前を変更しました。
ちなみに、駅名へ「JR」の文字を入れたのはこの駅が初めてになり、駅名にアルファベットが入ったのも日本では初めてになります。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」放映20周年を記念し、デザインに取り入れた500系新幹線 「500 TYPE EVA」 の運行が、本日13日で終了します。
JR西日本が山陽新幹線の全線開業40周年を記念し、2015年11月に運行を開始。当初は17年3月までの予定でしたが、外国人観光客にも好評で、今月まで運行を延長していました。
新大阪-博多間を1日1往復し、兵庫県内では、新神戸~西明石~姫路~相生の4駅に停車してきました。
ラストランの13日は、上り線が午前10時39分に姫路、同10時59分に新神戸を発車。下り線は午前11時42分に新神戸、午後0時3分に姫路を出ます。車両は夏以降、人気キャラクター 「ハローキティ」 をあしらったデザインに生まれ変わります。
1987(昭和62)年の5月13日。国鉄時代は「国電」と呼ばれていた首都圏の近距離電車について、JR東日本は新たな愛称を「E電」にすると発表しました。
同年の国鉄分割民営化により「国電」ではなくなったことから、JR東日本は新愛称を公募。有識者らによる選考委員会によって、「E電」が20位ながらも選ばれています。しかし、この「E電」という愛称が定着することはありませんでした。
ちなみに公募1位は「民電」、2位は「首都電」、3位は「東鉄」でした。
< 観光列車「ろくもん」(画像:しなの鉄道) >
長野県内を走る第三セクター鉄道、しなの鉄道が、台湾鉄路管理局(台鉄)と、使用済み乗車券を相互に無償で交換する「乗車券交流」を開始しました。
しなの鉄道と台鉄は2018年3月、友好協定を締結。また、双方で同じ名前の「田中駅」があることから「姉妹駅協定」も締結しています。2018年5月7日(月)から開始した乗車券交流は、これら協定締結を契機とした交流事業の一環です。
しなの鉄道では、次の台鉄の使用済み乗車券を駅窓口に持参すると、しなの鉄道線の軽井沢~屋代が2日間乗り放題になる「SHINANO RAILWAY BANZAI 2-DAY PASS」(大人1000円)に無料で交換します。
●交換対象のきっぷ
・「集集線一日週遊券」 ・花蓮駅が発駅または着駅の乗車券 ・花蓮駅のスタンプが押された乗車券
●交換受け付け駅 :軽井沢、中軽井沢、御代田、小諸、滋野、田中、大屋、信濃国分寺、上田、西上田、テクノさかき、坂城、戸倉、千曲、屋代
●対象者 :国籍問わず誰でも
花蓮駅が対象なのは、2018年2月に発生した台湾東部地震(花蓮地震)の被災地への、観光振興による支援が目的です。
台鉄では、次のしなの鉄道の使用済み乗車券を持参すると、「集集線一日週遊券」「平渓/深澳雙支線一日週遊券」「内灣線一日週遊券」のいずれか1種類に無償で交換します。
●交換対象のきっぷ
・「SHINANO RAILWAY BANZAI 2-DAY PASS」 ・「軽井沢・長野フリーきっぷ」(しなの鉄道発行のものに限る)
●交換受け付け駅 :台北、新竹、二水
●対象者 :日本人
いずれも交換は、1人Ⅰ回につき1枚限り。実施期間は2019年3月31日(日)までです。しなの鉄道は「本事業を通じて、日本と台湾双方の観光交流を促進すると共に、観光客誘致により沿線地域の発展に寄与することを目指します」としています。
2014(平成26)年の5月12日。JR北海道の江差線のうち、木古内~江差間(42.1㎞)が廃止されました。
江差線は五稜郭駅(北海道函館市)から木古内駅を経由して江差駅(北海道檜山郡江差町)を結ぶ路線で、1913年に五稜郭駅~上磯駅で開業し、1936年に江差駅まで延伸されています。
江差線は本州と北海道を結ぶ「津軽海峡線」を構成していますが、木古内~江差間は現在、ワンマンの気動車が1日6往復運行されていますが、2011(平成23)年度の1㎞あたりの1日平均乗客数(輸送密度)は41人、2004(平成16)年の1㎞あたりの1日平均乗客数(輸送密度)の63人から35%減少しており、JR北海道全路線のなかで最も少ない路線でした。
北海道新幹線開業後もJR北海道が引き続き所管することになっているものの、将来的に回復を見込むのは難しい不採算路線の維持は厳しいとの判断から廃止が決定されました。
また残った区間は北海道新幹線開業後にJRから分離され、第三セクター鉄道の 道南いさりび鉄道 になる予定です。
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