葉の形印象的な【ゴーラム】は、ベンケイソウ科クラッスラ属の植物で、鉢植えなどで人気のある 「カネノナルキ(カゲツ)」 の仲間の多肉植物です。
葉は棒状で先端が吸盤のようにへこんだ形で、その周辺は赤色に縁取られます。
葉はワックスを塗ったような光沢があり、成長していきますと下の方の葉は落ちて、木質化した茎の姿になり、草丈50センチばかりになりますが、成長はとても遅いです。
「カネノナルキ」同様に桃色の花を付けるようですが、実物を見る機会に恵まれていません。
湊川公園では、ボランティアの方々が植え込みのお花をお世話されており、多種の花が植えられていますので、夏場の昆虫写真の撮影には重宝する場所のひとつです。
今回植え込みの中に、草丈20センチばかりの【センニチコウ】を見つけました。
色合いから、矮性の<バディ・ドワーフローズ>という品種だと思います。
【センニチコウ(千日紅)】の名称は、花期が長く、葉が枯れてもドライフラワー状になって花色が落ちないところからきています。
花として鑑賞している部分は<苞>であり、色も紅・白・紫・黄・桃色等多彩です。
【センニチコウ】はヒユ科センニチコウ(ゴンフレナ)属の一年草扱いですが、 「キバナセンニチコウ」 は地下に球根を作り、3℃程度をたもてば冬を越して多年草として楽しめます。
本日は、敬宮愛子親王の13歳のお誕生日(2001年12月1日)です。
<愛子>様に関しては、<ユリ>の 「愛子さま」 や<シンビジューム>の 「愛子さま」 などがあり、昨年のお誕生日には同じ<バラ>の 「プリンセス・アイコ」 を取り上げています。
今回はフランスのバラの名門<メイアン社>が、お誕生を記念して2002年に作出された、【ロイヤル・プリンセス】です。
やわらかな質感のクリームホワイトの花弁を持ち、咲き進みますと半剣弁高芯咲きからロゼット咲きへと花姿を変えていきます。
花径12センチの花を一茎に一輪咲かせ、花弁数は80枚程度、フルーティーな強い香りを漂わせます。
先月の観察記録から、悲しいことに <胞子嚢群> をつけていた一枚の葉が、根元より枯れてしまいました。
【ノキシノブ】の生態には詳しくはありませんが、葉はそのままで<胞子>を落とすものだと考えていただけに残念な結果になりました。せっくですから、<胞子>の付いた葉先は、新しい芽が出ないかなと水苔の上に置いています。
先月 は1センチばかりの葉長でした「青い矢印」の葉が大きく成長、今月は「赤い矢印」の葉が5センチばかりになっています。
既設の葉の幅に比べて、「赤い矢印」の葉は現段階でも幅があり、大きく成長してくれそうな兆しではないかと期待しています。
先端が尖った涙型をしていて、「まつぼっくり」に似ていますが、これはまだ<蕾>の状態の【リューカデンドロン・プルモサム】です。
<蕾>の大きさは6センチばかりあり、開花しますと鱗のような部分が開き、白い綿毛のようなモノが出てきて「まつぼっくり」のように円形に開きます。
クリスマスシーズンが近づいてきていますが、「リース」などに組み合される素材として人気があり、ドライフラワーでは「スターコーン」という名称で出回っています。
迫力ある深紅の花弁で妖艶な雰囲気を漂わせる【レットカサブランカ】で、園芸業界や生花店では「マンボ」の名で呼ばれています。
わたしの勉強不足で、最近まで大きな花径の<オリエンタルハイブリッド系>の<ユリ>はみな「カサブランカ」の色違いだとみていたのですが、「カサブランカ」は<ユリ>の王様と言われるだけに「白色」のみの品種を指すのを知りました。
「山百合」や「鹿の子百合」を親として交配させた品種が「カサブランカ」ですが、花弁の色そのままの【レッドカサブランカ】という名称を知り、それでは黄色なら 「イエローカサブランカ」 、桃色なら 「ピンクカサブランカ」 なのかなと調べましたら、その通りでしたので驚きです。
本種は<蕾>の段階から赤色で、まさに「マンボ」と呼ばれるように、踊りだしそうな躍動感を感じさせてくれます。
秋になりますと、光沢のある紫色の3~5ミリの小さな果実を、葉の付け根あたりからまとめて付けるのが特徴的な【オオムラサキシキブ】です。
クマツヅラ科ムラサキシノブ(カリカルパ)属の落葉低木種です。
同じ紫色の実をつける 「ムラサキシノブ」 は変異種が多く、代表的なモノには白い実をつける「シロシキブ」があり、この【オオムラシキブ】も変異種で、別名「ムラサキモドキ」と呼ばれています。
白ないし淡い紅紫色を帯びた花をたくさん咲かせ、花は筒状で長さは5~8ミリ、花径は3~5ミリ程度で、花の先は5つに裂けています。
花後には緑色をした3~5ミリの大きさで、雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれる<角果>ができ、10月~12月にかけて紫色に熟して行きます。
赤紅色と白色の組み合わせに 「連弾」 がありましたが、桃色の花弁の基部に白色が広がる【エルフルト】です。
半八重(セミダブル)のカップ咲き、花弁の先端がややフリル状に波打ち、濃い緑色の葉も美しい品種です。
1931年にドイツの<コルデス社>の育成種として登場、長い人気を誇ってきています。
花径9センチばかり、花弁数約15枚前後、強いムスク香を持ち、二季咲き性として返り咲きがあります。
葉が見えなくなるほど鮮やかな黄色の花が咲き誇る、多花性の名品種の【ゴールド・バニー】です。
丸弁カップ咲き、弁先がフリル状に波打つ花姿をしています。
花径は中輪として7センチばかりですが、フロリバンダ系としては大型の部類に入る大きさで、香りは微香です。
1978年、フランスにて<Francesco Giacomo Paolino>が育種した<バラ>で、中心部の蕊も同色系で開き切ってもきれいな色合いは変わりません。
【ゴールド・バニー】=「黄色いうさぎ」ですが、開花途中の波打つ弁先を兎の耳に見立てでもしたのでしょうか、何か意味があるのかと調べてみましたが、わかりませんでした。
本日は、1984(明治27)年に宮内省式部職付属音楽校(現:東京芸術大学)奏音堂にて、日本で初めてオペラが上演された日を記念して「オペラの日」に制定されています。
演目は<グノー>作曲の『ファスト』第一幕で、オーストリア大使館職員が出演、音楽性が合唱をしました。
指揮はドイツ海軍軍楽隊長<フランツ・エッケルト>で、彼は『君が代』を吹奏楽用に編曲したことでも知られています。
オペラか音楽に関して何かいい<バラ>の品種はないかと撮り貯めた写真を探してみますと、ピアノの二重奏としての【連弾】がありました。
京成バラ園芸(千葉県八千代市)の<鈴木省三>氏により、1987年に作出されています。
フロリバンダ系の中輪種で一重咲き、濃い緑色の葉も美しく、花色は赤紅色ですが、中心部と花弁裏側が白色という華やかな雰囲気を持ち、大変花付きがよく、一枝にたくさんの花を咲かせます。 (右側のバラの蕊にとまっている昆虫は、「ツマグロキンバエ」 です)
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