今宵の酒呑み仲間の<まりちゃん>からのおすそ分けは、酒の肴としてピッタリな【白謙揚げ】という揚げかまぼこでした。
宮城県はかまぼこの生産量も消費量も全国一ですが、その石巻市にある「白謙蒲鉾店」の製品で、創業が1912(大正元年)4月と100年の歴史を超えています。
素材としては<たら・ぐち(いしもち)・きちじ(きんき)>が使われていますが、もっちりとした食感が口の中に広がり、生のままで何もつけなくても十分に旨み感が楽しめました。
購入時間帯がお昼時を過ぎてしまい、お弁当の種類も少ないなか、「のり弁当」(307円)にしました。
「のり弁当」自体は江戸時代から存在していたようですが、「ほっかほっか亭」が販売して、「のり弁」という名称で、一般的に普及したようです。
本来は名称通りご飯の上に海苔がのっているお弁当ですが、多くは<白身魚フライ>や<竹輪の天ぷら>などが添えられている形式が一般的になり、この【ローソン】の「のり弁当」も、<イカフライ>と<白身魚のフライ>の構成です。
どちらのフライも大きく、小ぶりなお弁当の割には800キロカロリーと熱量は高めですが、敷き詰められた<かつお節佃煮>ともども、おいしくいただきました。
カウンターの配膳台に並んでいる肴を眺めていましたら、<えっちゃん>から「ナムルがあるよ」と教えていただき、即決定です。
もやしとほうれん草のナムルにキムチと、3種盛り合わせです。
ナムルは塩茹でした野菜や山菜を、調味料とごま油で和えた惣菜なだけに、素材自体の自然の甘みを感じさせてくれます。
今宵は先客にガードマンをされている<はしやん>がおられ、「交通誘導警備業務検定」を受けるんで、また教えてくださいと言われましたが、なぜ門外漢のわたしを頼りにされるのか不思議でしたが、「わかることはね」と答えましたら、ご機嫌さんで帰宅されました。
本日は、9:30から、12月4日に合格発表がありました2級建築士の免許登録申請の集中受付日ということで、提出書類の審査を行っています。
お昼休みの休憩もありませんので、手短に食事ということで、事務局の方がお弁当を用意してくれています。
残念ながらどこで購入されたお弁当なのかは聞きそびれてしまいましたが、おかずの種類も多く楽しめました。(追記:帰宅時【aRUN Cafe】さんだとお聞きしました)
小さな「ビフカツ」でしたが野菜入りのデミグラソースがかかり、「トンカツ」もありと2種類のカツが入っているお弁当は、初めての経験です。
今宵の肴は、珍しく「焼き鯖」を使った「焼き鯖とキュウリ酢」(180円)にしました。
「焼き鯖(浜焼き鯖)」は、京都および福井県若狭地方の名物で、鯖は水揚げされますと鮮度が悪くなり腐りやすいので、塩を振ったり焼き鯖にして若狭から京都までいわゆる<鯖街道>を通して運ばれました。
『京は遠ても十八里』という有名な言葉がありますが、行商人が夜通し歩いて京都へ運び、ちょうど鯖に塩が馴染んだ頃に届けられました。
ほぐされた「焼き鯖」と「キュウリ」が針生姜と合わさりますと、何とも言えない味わいが楽しめました。
本日午後3時から、牛丼チェーン店の【吉野家】のメニューが全店で一斉に値上げされます。
【吉野家】は今年4月の消費税増税にともない牛丼「並盛」が(280円)から(300円)と値上げが行われており、今回は(300円)から(380円)と(80円)も値上げになります。
「大盛り」は(550円)になり、もはやファーストフード店の価格とは思えなくなってきました。
久しぶりに食べた「牛丼」ですが、一口食べて「これ豚丼では?」と思えるほど味が淡泊で、脂身が多く豚バラみたいでした。
<早い、うまい、安い>のイメージから遠く離れた感じで、ここしばらくは「牛丼」を食べる機会はなさそうです。
今宵の【やす】の突出しは、「オニオンスライス」でした。
「玉ねぎ」は園芸上では一年草もしくは二年草扱いで、<鱗茎>は野菜として多くの料理に使用されています。
<ねぎ坊主>と呼ばれる「ねぎ」の花は花弁が開いていますが、「玉ねぎ」は花弁が開きませんので見分けることができます。
原産地は中央アジアだと考えられていますが野生種は見つかっておらず、日本には観賞用として江戸時代に渡来、食用としては明治に入ってから北海道で栽培されています。
「玉ねぎ」の一日の摂取量としては四分の一程度あればいいようで、ちょうどよい「オニオンスライス」の量でした。
尼崎市立花町の「とんかつ屋」さんで <ブタの置物> を見てきたばかりですが、<立ち呑み【鈴ぎん:福寿】>に「豚汁」(300円)が出ていました。
<豚肉>をはじめ、<牛蒡・人参・大根・里芋・ねぎ>等の根菜類もたくさん入り、「かす汁」と同様に十分に酒の肴になりえる一品です。
ラーメンに背脂を入れると同じ理屈で、豚肉から出た脂が味噌汁の表面を覆い冷めにくくなりますので、寒い時期には特においしく感じてしまいます。
私自身を含め周辺では「とんじる」と呼んでいますが、「ぶたじる」と言われる方もおられるようで、「松屋」のメニューでは「豚汁」と漢字表記、「すき家」では「とん汁」と表記されています。
阪急武庫之荘の駅から歩いて7~8分でしょうか、黄色い看板が目立つお店【Ken’s Chaina(ケンズチャイナ)】を見つけ、中華料理大好き人間ですから入店、「げんこつ酢豚」(900円)を食べてきました。
「げんこつ」ときけば、豚の「脛骨」や「大腿骨」を指す言葉ですが、酢豚に骨を使用することは考えられず、手の握りしめた「げんこつ」ぐらいに大きな豚肉を表しているのかと考えていたのですが、普通の大きさでした。
<ご飯・スープ>はお替りできましたが、腹八分目として今回は見送りました。
あいそのいいオネイサンが、横のテーブル席で持ち帰り用の袋詰め作業をされていましたので、「お持ち帰り品ですか?」と声をかけてみますと、「看板メニューの<海老パン>(340円)なんですよ」と見せてくれました。
看板商品ということで気になる<海老パン>ですが、仕事の途中ということもあり、お土産に買いたい衝動を我慢してお勘定です。
関西私鉄として初めての<立ち食いそば・うどん店>として、「十三店」ができたのは1967(昭和42)年で、以来現在では阪急電鉄の駅構内を中心に30店舗ほどが営業しています。
この(武庫之荘店)は駅構内ではなく、北川改札口を出て左側に店舗があります。
本日の朝食として、「天ぷらうどん」(320円)にしました。
丼鉢一杯に広がる大きな<天ぷら>です。
<田辺聖子>の 『春情蛸の足』 の一節に、「天ぷらうどん」の極め付けは「かりっとしたのやなしに、おつゆを吸うてしなっとなった天ぷら」がおいしいとありますが、まさにその味を楽しんできました。
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