今年は2月28日(金)が、「イカナゴ漁」の解禁日でした。
明石から神戸にかけて、このイカナゴの「くぎ煮」の匂いが住宅街に漂い出しますと、春を間近に感じます。
今宵は、そのイカナゴを釜揚げにした「新子」(280円)です。
昨年までは「イカナゴ」のみでしたが、今年は「大根おろし」で少しカサ上げしていました。
(大根おろしが分かるように写真を撮ったあと、ネギを振りかけてもらっています)
朝一番の買い出しでは1キロ当たり(1000円)前後ですが、昼からですと(800円)ぐらいに下がります。
イカナゴは値段よりも大きさや鮮度が重要で、昼からだと朝の売れ残りも混ざり、鮮度に差が出てしまいますので要注意です。
大学を卒業して独立するまでの10年間、修業をさせていただいた建築設計事務所がありました 「大橋第一ビル」 ですが、中華料理店に譲渡しますと年末にオーナーの<大橋>さんから聞いておりました。
2月28日(金)、金庫店だった1階に広東料理のお店として【八角】がオープンしています。
縁がある場所ですので、さっそく「本日のランチ」(850円)を食べてきました。
「本日のランチ」は一種類だけで、<イベリコ豚と木綿豆腐のかきソース炒め>・<若鶏のから揚げ>・<自家製杏仁豆腐>・<オリジナルスープ>のセットです。
八宝菜的に具材が多く、<イベリコ豚・白菜・いか・海老・エリンギ・人参・ねぎ・マッシュルーム・椎茸>と9品の饗宴で量も多く、ソースもあっさりとした味付でした。
<自家製杏仁豆腐>が冷たくて口当たりも良く、デザートとしていい味わいが楽しめました。
呑み処「えっちゃん」のママさんに、お好み焼の 「徒々路」 を紹介していただきましたが、お昼ご飯でいつもお世話になっています 和食堂「まるさ」 の女将<モンブラン>さんからは、今回の【とん】を教えていただきました。
店主の碇本さんはラジオネームが<イカリン>さんで、川柳をされる<モンブラン>さんと、毎日放送ラジオの 『しあわせの五・七・五』 を通じてのお知り合いです。
お母さんのお店を継ぐ前は、タンクローリーの運転手をされており、よくラジオを聴いていたそうです。
現在は新長田に移られていますが、弟さんがお店から近いお好み焼 「イカリお好み焼店」 をされていたとは驚きで、こちらのお店にはよく通っておりました。
今宵は「豚ぺい焼き」を前菜として、シーズンも終わりに近付いた牡蠣を特別に入れてもらい「モダン焼き」です。
辛口の「ドロソース」をたっぷりと掛け、おいしくいただいてきました。
今宵は、「ハンバーグ」と「春巻き」がおすすめメニューでしたので、「春巻き」を選びました。
英名でも「Spring roll」と、そのまま直訳した名称になっているのは以外です。
大阪や神戸は、山東系の中華料理店も多く、比較的に厚い皮を用いて具を包み、さらに外側に天ぷらのような衣や溶き卵を付けて揚げる「春巻き」も見かけますが、今宵の「春巻き」は広東風の味わいで、豚肉やタケノコ・シイタケなどを千切りにして炒め、醤油などで味付けをしたモノを皮で棒状に包み、油で揚げています。
しっかりとした具の味付けでしたので、辛子だけを付けておいしくいただいてきました。
業界の事務局の近くに 「ちゃんぽん麺」 や 「皿うどん」 がおいしい<萬龍>があります。
その<萬龍>で長年修業を積まれた永友孝幸さんが、先月の4日に阪神元町駅西口からほど近い場所にて、【幸龍苑】という中華食堂を開店されています。
自分の名前の「幸」一文字と、修業を積まれたお店の「龍」が屋号の由来です。
開店して1ヶ月、お店も落ち着いた頃かなと足を向けてみました。
黒胡椒がかかり、具材がたっぷりの「長崎ちゃんぽん」(780円)でしたが、いかんせん「スープ」の味がいけませんでした。
お湯に色を付けただけといった味わいで、旨みもコクも感じられません。
ラーメン好きとしては「スープ」も残さず飲みますが、今回は残してしまいました。
メトロこうべ(新開地タウン)の某店舗の経営者が変わるとの情報を耳に挟み、【きゅうちゃん】の大将なら何か聞いているかなとウラを取りに出向いてみましたが、「何も知らないなぁ~」とのご返事でした。
今宵の肴は、色々な味が楽しめる超お得な「生ビールセット」(1000円)です。
<焼き豚・鶏のから揚げ・すじコン・串かつ・冷奴・枝豆・チリメンおろし>の七品が、大きな盆に所狭しと並べられています。
普段はあまり肴を食べないのですが、【きゅうちゃん】の<焼き豚>は自家製ですし、<鶏のから揚げ>は柔らかくてジューシーな味わいで楽しめまので、生ビールがすすみます。
ひと仕事終えたとは、気分転換にちょっと一杯です。
前回の訪問時に、お店の若いオネイサンが神戸出身だとわかり驚きましたが、今回も【舞ちゃん】を覗いてみました。
これまでは 「6Pチーズ」(100円) を肴としていましたが、料理ケースを見ますと「紅しょうがの天ぷら」(200円)がありました。
「紅しょうがの天ぷら」は関西特有の練り物だとおもいますが、居酒屋や立ち呑み屋さんの定番メニューであり、また「うどん」や「そば」の具材としても使われています。
天ぷらの味も良く、紅しょうががいいアクセントになり、ビールがすすみます。
帰りがけ、「また来てくださいね」の言葉に「次は6月かな」と言えば、若いオネイサン、笑っておられました。
尼崎の裁判所に出向くときは、阪急武庫之荘駅で下車、約20分ほど歩くのですが、その途中に【洋食屋】があります。
蕎麦屋も一軒ありますが、落ち着いた雰囲気で食後の珈琲(100円)が飲めるということで、足を向けてしまいます。
今日のおすすめランチは、「サーモンソテー&から揚げ」(750円)でした。
大きな鮭の切り身と、これまた大きなから揚げが3個、キャベツの千切りもたっぷりとあり、ご飯が足りないぐらいです。
珈琲をゆっくりと味わいながら休憩する予定でしたが、両サイドの二人連れさん達の煙草の煙が流れてきますので、諦めてお勘定です。
今宵の肴は、ひさしぶりに「鶏肉の竜田揚げ」(280円)です。
おすそ分けとして<播磨屋本店>のおこげの煎餅 「助次郎」 をいただいた<ペコちゃん>から、「竜田揚げというのは、何か意味があるの?」との質問がでました。
名称の出どころは、『小倉百人一首』の中で在原業平が読んだ< 千早振る 神代もきかず 隅田川 からくれなゐに 水くくるとは >にちなみ、揚げる際に食材に染み込んだ醤油の色が、紅葉のような色合いになることから、紅葉の名所である奈良県斑鳩町の「竜田川」に、紅葉が流れるさまを連想したのが名の由来です。
自然の豊かな環境に育った昔の人の感性は、今の時代とは比べようもなく、汚れきった川の色を見て、食べ物と連想することはなさそうです。
素朴な家庭料理という表現が合いそうな【吉珍】さんで、お昼ご飯です。
本日の「吉珍おまかせ定食」(600円)は、「コロッケ」と「白身魚のフライ」がメインでした。
小鉢物としては、「レンコンのきんぴら」・「ほうれん草のおひたし」・「ポテトサラダ」です。
特別手に込んだ料理ではありませんが、家庭的な味わいを感じる内容で、落ち着いて食べれるのが気にいっているお店です。
前回は食後に「ホットコーヒー」でしたが、本日は「アイスコーヒー」でくつろいできました。
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