7月の米耐久財受注額「2・8%減」@米商務省
8月
27日
26日、米商務省が発表しました7月の米耐久財受注額は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比(1.1%増)となりました。予想以上に増加し、企業の設備投資が第3・四半期に好調なスタートを切ったことを示唆しています。貿易と税制を巡る不確実性が徐々に低下する中で、企業が投資計画を推進している状況のようです。
市場予想では(0.2%増)。6月分は(0.8%減)から(0.6%減)に上方修正されています。
コア資本財の出荷は(0.7%増)で、前月は(0.4%増)でした。
全体の耐久財受注額は(2.8%減)となっています。民間航空機の予約減少が響いています。前月は(9.4%減)で、予想以上に改善しています。耐久財受注額はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指しています。
米航空機大手ボーイングのウェブサイトによりますと、7月の受注はわずか31件と、前月の116件から減少しています。ボーイングは米政権が締結した貿易協定から最大の恩恵を受けており、エコノミストは今年の航空機受注が増加すると予想しています。