『ふたりのまま』@<長村さと子>監督
8月
1日
日本で子育てをしている、あるいは子供を望む4組の同性カップルを追ったドキュメンタリー映画『ふたりのまま』が、2025年9月20日より公開されますが、予告編が解禁されています。
本作の監督を務めたのは、一般社団法人・こどまっぷの共同代表で、自らも同性のパートナーと子供を育てている<長村さと子>です。いまだに同性婚が認められていない日本で子育て中、また子供を授かりたいと願う同性カップルの〈ありのまま〉の日常や思いを知ってもらいたいという意図で製作されました。
本作の監督を務めたのは、一般社団法人・こどまっぷの共同代表で、自らも同性のパートナーと子供を育てている<長村さと子>です。いまだに同性婚が認められていない日本で子育て中、また子供を授かりたいと願う同性カップルの〈ありのまま〉の日常や思いを知ってもらいたいという意図で製作されました。
予告編では、登場する4組のカップルがそれぞれどのような〈家族のかたち〉なのかが紹介されています。「『この子の親です』って胸張って言える日は来るのかなって」と不安をにじませるステップファミリーや、「自然に持てないものを欲しがる人っていうのはあんまり好かれないですね」と話す長年不妊治療を続けてきたカップル、海外の精子バンクを通じて生まれた娘に対して「周りから知るよりは絶対に先に私たちの口から言わなきゃみたいには思っていた」と語るカップルなど、多様な家族の選択と葛藤する様子が収められています。
なお本作に出演している4組の家族は公にカミングアウトをしておらず、本編には顔を出して出演をしていますが、プライバシー保護のため今回解禁となった予告編と場面写真は顔が隠れるシーンのみが取り上げられています。
予告編で使用されている楽曲は、公私ともにパートナーである<さはら>(Gt, Vo)と<吉村ロデム>(Dr, Cho)による女性2人組のバンド「Siraska」の『傘がなくて』です。本編でも「Siraska」の楽曲が使われています。