3日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前終値は前日比29円85銭(0.08%)安の3万9732円63銭でした。 日米関税交渉の不透明感や外国為替市場での円高・ドル安進行、英国の財政不安を背景に株価指数先物への売りがやや優勢となりました。前日の米ハイテク株高が支援材料で日経平均は小幅ながら上昇する場面もありましたが、節目の4万円に近づいたことで国内勢による利益確定売りが出やすくなりました。 前日の米株式市場では主要株価指数のナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数がそろって最高値を更新しています。米利下げ期待などを背景にエヌビディアなどハイテク株の一角に買いが入りました。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連に買いが入り、日経平均を下支えしています。 終値は、前日比23円42銭(0.06%)高の3万9785円90銭で終えています。