<草彅剛>が主演、<白石和彌>が監督を務めた時代劇映画
『碁盤斬り』が、イタリアの映画祭RED LINE FILM FESTIVALで最優秀長編作品賞を受賞。あわせてスペインでの配給が決定しています。
同作は、ぬれぎぬを着せられて妻を亡くした浪人「柳田格之進」とその娘が事件の真相を知り、復讐を決意する物語です。
<草彅剛>が「柳田格之進」、<清原果耶>が「娘の絹」を演じ、<中川大志>、<奥野瑛太>、<音尾琢真>、<市村正親>、<立川談慶>、<中村優子>、<斎藤工>、<小泉今日子>、<國村隼>がキャストに名を連ねています。
「RED LINE FILM FESTIVAL」は、国内外の最先端の映画作品が出会う場となることを目指して2024年に始まりました。今回は6月11日から15日にかけてイタリア・トスカーナ州のモンタルチーノで行われ、コンペティション部門に選出されました『碁盤斬り』は、オープニング作品としてスクリーンにかけられています。日本映画の選出は同作が初めてでした。
受賞理由は「この作品は、江戸時代の侍映画の伝統を忠実に体現しながら、主人公の心の奥底にある感情を探求しています。特に構図、セットデザイン、衣装、そして全体的な演出が丁寧に行われており、真の形式的技巧が発揮されています」と説明されています。