ダウ平均株価(6月10日)終値4万2866ドル87セント
6月
11日
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は横ばい圏で始まりました。半導体などハイテク株の一角が上昇し、投資家心理を支えていますが、。このところの株高で利益確定売りが出やすく、ダウ平均は下げに転じる場面があります。米中の閣僚級協議の行方を見極めたいとの雰囲気も出ています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が一時(2%)あまり上昇しています。10日に発表しました5月の売上高は前年同月比(39.6%増)でした。半導体需要の底堅さが改めて示され、ハイテク株買いを誘っています。
一方で、ダウ平均は小幅に下げる場面があります。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日に2月下旬以来の高値を付けています。高値警戒感は株式相場の重荷となりました。
10日、米中両政府は、ロンドンで2日目の閣僚級協議を開いています。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制や米国の半導体規制を議論しているとみられている。協議の結果次第では株式相場が大きく動く可能性があり、積極的な売買が手控えられています。
ダウ平均株価は、前日比105ドル11セント(0.25%)高の4万2866ドル87セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比123.75ポイント(0.63%)高の1万9714.99で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比32.93ポイント (0.55%)高の6038.81で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比123.75ポイント(0.63%)高の1万9714.99で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比32.93ポイント (0.55%)高の6038.81で終えています。