一方、貿易交渉を巡る過度な警戒が薄れている面もあり、ダウ平均は小幅に上昇する場面もありました。
会合では中国によるレアアース(希土類)輸出規制や米国の半導体関連の規制が議論され、米中貿易摩擦の緩和につながるかが注目されています。協議は、10日も続く可能性があるようです。
米中は5月の1回目の閣僚級協議で互いにかけていた高関税の一部引き下げなどで合意しました。ただ、中国のレアアース輸出再開が遅れたことなどで
<トランプ米大統領>は、5月末に「中国が我々との合意を破っている」と主張し、中国側も米国の対応を非難していた。貿易協議の停滞や米中対立が懸念されたなか、<トランプ大統領>と<習近平国家主席>が5日に電話協議し、6日に今週の閣僚級会合の開催が明らかになりました。
ダウ平均株価は、前週末比1ドル11セント(0.0026%)安の4万2761ドル76セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比61.28ポイント(0.31%)高の1万9591.24で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比5.52ポイント (0.092%)高の6005.88で終えています。