米中、貿易協議開催@ロンドン
6月
10日
9日、米中両政府はロンドンで約1カ月ぶりとなる閣僚級の貿易協議を始めました。
協議には、アメリカ側から<ベッセント財務長官>、<ラトニック商務長官>、それにUSTR=アメリカ通商代表部の<グリア代表>が、中国側からは、経済政策を統括する<何立峰副首相>が参加しています。
中国によるレアアース(希土類)の輸出規制や互いの関税措置を巡り対立しており、摩擦緩和に向けて歩み寄れるかが焦点になります。
協議が物別れに終われば、金融市場が大きく動揺するのは必至で、世界経済への打撃を、与えることになります。協議は10日まで続く見込みということです。
米中閣僚級の貿易協議は、5月にスイス・ジュネーブで開催して以来。前回は関税をそれぞれ(115%)引き下げることや、輸出規制の見直しで合意したが、その後の対応について双方が非難の応酬を続け、協議が事実上停止していました。