ダウ平均株価(6月2日)終値4万2305ドル48セント
6月
3日
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。<トランプ米政権>による関税政策を巡り、<トランプ米大統領>は詳細を述べていませんが、「中国が関税に対する合意を破っている」と自信のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿、米中の貿易摩擦が一段と深刻になるとの懸念が改めて高まり、投資家心理の重荷となっています。
米中間の貿易協議を巡って、中国商務省の報道官は2日、「中国側は責任を持って(米国との)合意を真剣に扱い、厳格に実施し、積極的に維持している」と語りました。米国については人工知能(AI)向け半導体の輸出ガイドラインの発表や中国人留学生のビザ取り消しなど、「中国に対して差別的な措置を次々と導入している」とも指摘。米国が一方的に経済貿易摩擦を引き起こしていると非難しています。
1日、米国家経済会議(NEC)の<ハセット委員長>は、米ABCニュースの番組で、「トランプ大統領は今週中にも中国の<習近平国家主席>と貿易交渉に関する素晴らしい会談をするだろう」と語っていますが、米中の緊張感が改めて意識され、相場の重荷となっています。
5月30日夕、<トランプ米大統領>は、米鉄鋼大手USスチールの従業員向け集会の演説で、「米国が輸入する鉄鋼への関税を25%から50%に引き上げる」との考えを示した。これに対し、欧州連合(EU)は、報復措置を表明しています。
ダウ平均株価は、前日比35ドル41セント(0.084%)高の4万2305ドル48セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比128.85ポイント(0.67%)高の1万9242.61で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比24.25ポイント (0.41%)高の5935.94で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比128.85ポイント(0.67%)高の1万9242.61で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比24.25ポイント (0.41%)高の5935.94で終えています。