米鉄鋼関税引き上げに報復措置の用意@欧州連合
6月
2日
5月31日、欧州連合(EU)は、<トランプ米大統領>が鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を(25%)から(50%)に引き上げる方針を表明したことに対し、強い遺憾の意を示しました。
欧州委員会の報道官は「交渉による解決の努力を損ない、世界経済にさらなる不確実性をもたらす」と批判し、(EU)として報復措置を取る用意があると強調しています。
欧州委員会はこれまで、<トランプ政権>と交渉を継続する余地を残すために報復措置の発動を一時停止してきました。しかし報道官は「現在、報復措置の拡大に関する協議の最終段階にある。双方が受け入れ可能な解決策に至らない場合、現行および追加的なEUの措置は7月14日に自動的に発効する。状況次第ではそれよりも早くなる」と述べています。