「1ドル=142円15銭~142円17銭」
4月
19日
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の「1ドル=142円15〜25銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=142円10銭」、安値は「1ドル=142円38銭」でした。
<トランプ米大統領>が米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>の更迭を検討していると伝わりました。関税政策の不透明感もあって金融市場がすぐには安定しないとの見方が根強く、低リスク通貨とされる円は買われやすくなっています。
18日、ロイター通信は米国家経済会議(NEC)の<ハセット委員長>が<パウエル(FRB)議長>について「解任できるかどうか、トランプ大統領のチームが検討し続けている」と述べたと報じています。
前日には米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、<トランプ大統領>は過去数カ月にわたって<パウエル(FRB)議長>の解任について協議してきたと伝えています。議長人事や中央銀行の独立性を巡ってドルの動きが不安定になる可能性が意識されています。
18日は〈聖金曜日〉で、米国では株式や債券市場などが休みでした。積極的な売買は乏しく、円の値幅は限られています。