18日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落でした。17時時点では前日の同時点に比べ22銭の円安・ドル高の「1ドル=152円09〜10銭」で推移しています。
米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を当面据え置くとの見方から、円売り・ドル買いが出ています。国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買い観測も相場の重荷でした。
日本時間18日、(FRB)の<ウォラー理事>は米雇用情勢は堅調だとして「今のところ利下げを一時停止するのが適切だ」と語っています。17日には<ボウマン(FRB)理事>も金利据え置きを支持するなど、金融緩和に消極的な「タカ派」的な金融当局者の発言が相次いでいます。米金利が高止まりし日米金利差が拡大した状態が続くとして、円売り・ドル買いが出ています。円は14時すぎに「1ドル=152円22銭」近辺でした。