10~12月期の国内総生産年率「2.8%増」@内閣府
2月
17日
17日、内閣府が発表しました2024年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除く実質で前期比(0.7%増)、年率換算では(2.8%増)となり、3四半期連続のプラス成長を記録しています。
市場予想(前期比0.3%増、年率1.1%増)を上回る結果となりました。
好調なインバウンド需要や企業の設備投資が成長を下支えし、外需も輸入減少の影響で(GDP)を押し上げました。一方で、(GDP)の約6割を占める個人消費は物価高の影響を受けて前期比(0.1%増)にとどまり、伸びが鈍化しました。
設備投資は(0.5%増)、輸出は(1.1%増)で、輸入(2.1%減)を差し引いた外需寄与度は(プラス0.7%)でした。
また、2024年通年の実質(GDP)成長率は前年比(0.1%増)にとどまりました。これは自動車大手の認証不正問題による出荷停止が年前半の成長を抑制したためとみられています。