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ダウ平均株価(4月30日)終値3万7815ドル92セント

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ダウ平均株価(4月30日)終値...
4月30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。朝方発表の米雇用関連指標が賃金インフレの高まりを示したと受け止められています。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ先送りにつながるとの見方から売りが優勢となりました。
 
米労働省が発表しました1〜3月期の雇用コスト指数(ECI)は前の四半期に比べ(1.2%上昇)し、市場予想(1.0%上昇)を上回りました。伸びは2023年10〜12月期の(0.9%)から加速し、1年ぶりの高水準となりました。根強いインフレへの懸念が改めて広がり「(FRB)が利下げに踏み切るとは目先は考えにくい」との見方につながっています。
 
米長期金利は(4.67%)に上昇(債券価格は下落)する場面があり、前日終値(4.61%)を上回って推移しています。相対的な株式の割高感が意識されやすくなっています。
 
(FRB)は4月30日〜5月1日に開きます米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとみられています。会合後の<パウエル(FRB)議長>の記者会見でインフレや景気認識、金融政策の見通しを確かめたい投資家が多く、様子見ムードも広がっています。
 
ダウ平均株価は、前日比570ドル17セント(1.49%)安の3万7815ドル92セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比325.26ポイント(2.04%)安の1万5657.82でした。
S&P500種株価指数は、前日比80.48ポイント (1.57%)安の5035.69でした。
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