前週末に発表の米国の景気指標となる
1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回ったことを背景に、景気減速懸念が強まっています。米連邦準備理事会(FRB)による利下げへの期待が再び強まり、米株式市場ではハイテク株が買われました。東京市場でも値がさの半導体株が買われた。前引け時点では東エレクとアドテストの2銘柄で日経平均の指数を170円ほど押し上げています。
今週末8日には株価指数先物とオプション3月物の特別清算指数(SQ)の算出を控えています。日経平均が心理的な節目の4万円を上回ったことをきっかけに売り方が損失回避(デルタヘッジ)の先物買いを入れ、相場を押し上げている面も出ているようです。
終値は続伸し、前週末比198円41銭(0.50%)高の4万0109円23銭で終えています。初めて4万円台に乗せ、1日に付けた最高値を更新しています。