日経平均株価(3月1日)@3万9910円82銭
3月
1日
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前引けは前日比717円67銭(1.83%)高の3万9883円86銭でした。(2月27日)に付けた過去最高値「3万9239円52銭」を大幅に上回って午前の取引を終えています。
前日(2月29日)の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が約2年3カ月ぶりに過去最高値を更新した流れを引き継いでいます。値がさの半導体関連銘柄に集中的な買いが入り、日経平均は前場を通じて一貫して上げ幅を拡大しました。
前日の米株式市場でナスダック総合株価指数の終値は、「1万6091.92」と過去最高値を更新しています。主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も(2.7%)高となりました。
前29日発表の1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率は市場予想に一致したため米国のインフレ懸念が後退し、海外投資家を中心に運用リスクを取りやすくなったとの見方もあり、海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが日経平均を押し上げた面も大きく、日経平均の寄与度が高いファストリや1日、総額5500億円の無担保普通社債を発行すると発表したソフトバンクグループ(SBG)などの上昇が目立ちました。
終値は3営業日ぶりに大幅反発し、大引けは前日比744円63銭(1.90%)高の3万9910円82銭でした。3営業日ぶりに最高値を更新しています。