1月の米物価指数(PCE)「2.4%」に鈍化@米商務省
3月
1日
29日、米商務省が発表しました1月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比(2.4%上昇)でした。伸び率は前月(2.6%)から縮小。低下は4カ月連続で、2021年2月以来2年11カ月ぶりの低水準となりました。
価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前年同月比(2.8%上昇)と、前月(2.9%上昇)から小幅鈍化にとどまり、インフレ圧力の根強さを示しています。
項目別では、エネルギー関連が(4.9%)、自動車など耐久財が(2.4%)それぞれ低下し、インフレ鈍化の流れを主導しています。サービス価格は(3.9%上昇)で、伸び率は前月から変わらず。インフレ鈍化が持続するかは、賃金上昇の影響が大きいサービス価格の動向がカギを握るとみられます。