円安が進んでいます。きょうの東京外国為替市場で円相場は「1ドル=149円82銭」をつけ、去年10月下旬以来、およそ11か月ぶりの水準まで円安が進み、今年の最安値を更新しました。
アメリカで不安視されていた政府閉鎖が、条件付きですがつなぎ予算が可決され先週末に回避されたことでアメリカ経済の先行き懸念が和らぎ、円を売ってドルを買う動きが強まりました。
また、米連邦準備理事会(FRB)が物価高を抑え込むため、金融引き締めを継続するとの観測が広がっていて、大規模緩和をつづける日本との金利差がさらに拡大するとの見方も円売り・ドル買いにつながっています。
節目となる「1ドル=150円」を目前に、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています。
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