「1ドル=149円台後半」
10月
3日
アメリカで不安視されていた政府閉鎖が、条件付きですがつなぎ予算が可決され先週末に回避されたことでアメリカ経済の先行き懸念が和らぎ、円を売ってドルを買う動きが強まりました。
また、米連邦準備理事会(FRB)が物価高を抑え込むため、金融引き締めを継続するとの観測が広がっていて、大規模緩和をつづける日本との金利差がさらに拡大するとの見方も円売り・ドル買いにつながっています。
節目となる「1ドル=150円」を目前に、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています。