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- ダウ平均株価(8月26日)@終値3万2283ドル40セント
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。26日午前10時(日本時間23:00)から米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で<パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長>の講演内容に対する関心が高く、積極的な売買は手控えられて取引が始まりました。
講演で<パウエル(FRB)議長>は、インフレ抑制を最優先に利上げを続ける方針を改めて強調しています。金融引き締めの長期化観測が強まり市場の一部で浮上していた早期の利下げ転換への期待が後退しています。(FRB)は景気を犠牲にしてでも物価高を抑制するとの見方が改めて強まり、米景気が一段と悪化するとの懸念から幅広い銘柄に売りが広がりました。
また、朝方発表の米物価指標の伸び率が鈍化しています。7月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比(4.6%上昇)と6月(4.8%上昇)から低下し、市場予想(4.7%)を下回りました。前月比でも(0.1%上昇)と6月(0.6%上昇)から低下し、市場予想(0.2%上昇)以下でした。同物価指数は(FRB)が物価動向を探るうえで消費者物価指数(CPI)よりも重視されています。
終値は3営業日ぶりに大幅反落し、前日比1008ド38セント(3.03%)安の3万2283ドル40セントで取引を終えています。「1164ドル57セント」下げた(5月18日)以来の大幅下落でした。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落し、前日比497.555ポイント(3.9%)安の1万2141.710でした。
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