23日、東京五輪の公式記録映画『東京2020オリンピック SIDE:A』(2022年6月3日公開)の完成披露試写会が開かれた東京六本木のTOHOシネマズ映画館前で五輪開催に反対するデモを実施してきた複数団体が、映画の公開中止を求める抗議活動を行っています。
同作は、
アスリート視点で描かれた「SIDE:A」と、関係者視点の「SIDE:B」の2部作で構成されています。
団体側は「(映画で)多くの
破壊と犠牲の上に強行された東京五輪を美化することは許されない」と主張。会場前では約20人が「公式映画やめろ!!」と書かれた横断幕を掲げ「うそと捏造は許さないぞ」などと訴えています。
映画製作を巡っては、総監督を務めた
<河瀬直美>の製作現場に密着したNHKがBS番組で、五輪反対デモに参加した男性が金銭で動員されているとする誤った字幕を付けた問題も起きています。