7日、全国さんま棒受網漁業協同組合は2021年の全国のサンマ水揚げ量が前年比38%減の1万8291トンだったと発表しています。 記録的な不漁が続き、3年連続で過去最低を更新しています。3年前の2018年比では約8割減と大幅な落ち込みで、卸価格は高値で推移しており、秋の味覚が食卓から遠のく状況でした。 2021年の産地市場での卸売単価は全国平均で10キロ当たり6205円でした。不漁による供給量の減少で、2020年から29%上昇し、2019年との比較では約2倍になっています。